『彼女、お借りします』第166話 ネタバレと考察・感想!ちづるの心境

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『彼女、お借りします』掲載
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週刊少年マガジン2020年52号(2020年11月25日発売)の『彼女、お借りします』第166話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

『彼女、お借りします』第166話のあらすじ・ネタバレ

ぷいと部屋を出て行ってしまう和也。みにから逃げたい心理が働いてしまったのかもしれない。

その後和也は、たまたま近くにやって来たお母さんと会う。お母さんが持っていたのは、みずみずしい桃。その桃をみて、何か言いたそうな和也。もしかしたら、みにのことを思い出してしまったのかもしれない。

ちづるとみにのトーク画面。沈黙にたえられなくなって、みには和也との関係をさぐりをいれてしまう。けれどもちょっと待って。いまこの会話は「不謹慎だよね?」そう思って、質問するのをやめておく。おばあちゃんを亡くしたばかりのちづる。最愛のおばあちゃんの死の後に、こんな会話をするなんて不謹慎きわまりないよね…そう思ってしまったのだ。

自分のふがいなさを感じたみには、ふっと我にかえって、その場から消えようとする。「?どうしたの?」とみにの気持ちに気づかないちづるは、どこか困惑した様子。

お母さんから桃を受け取って、家路につこうとする和也。桃を見つめながら、昨日の出来事に思いをはせる。「水原、大丈夫なのかな…?」いつも明るいちづるが、昨日は泣いていた。人前では弱みをみせないちづるの、もう一面に触れたような気がして、気になって仕方がない。自分のことを唯一頼ってくれているちづるに、ほのかな思いを見せつつ、しっかりしなくては…と思い直す和也。そうこうしているうちに、自分の家にたどりつく。

「そうだ」と思って、家の外に思わずダッシュ。この桃をあいつにおすそ分けしなくちゃ。大切そうに桃をかかえて、走っていく和也。そのとき、人の影が。なんと、それはちづるだった。昨日のことがあったので、思わず赤面してしまう和也。ちょっぴり気まずい。

決まずさを打ち消そうと、自分の話をまくしたてるちづる。話の内容は上映会のこと。聞くところによると、上映会に着ていくドレスの色で迷っているらしい。どんな色の洋服にすべきか、とおい話をいきなり振られて戸惑う和也。「どういうことなんだよ」と戸惑いを隠せない。

さっきまでの火照った気持ちがどこかにいってしまい、急にクールダウンしていく和也。「だまされていたのかな」とふと思う。昨日、自分の胸に顔をうずめて泣いていたのは、ちづるの演技だったんじゃないのだろうか。純粋に疑うことを知らなかった自分を、つい恥ずかしいと思ってしまう和也。「ううん、ちがう」けれども信じたくない気持ちも先立ってしまい、疑いの気持ちをどこかに追いやってしまう。他に頼る人がいないちづるが不憫に思えてしまい「やっぱり自分が支えなくちゃいけないんだ」と思ってしまったのだ。

シーンは代わり、おばあちゃんの遺影がある仏壇でなむなむをしているちづる。どこかで見ているであろうおばあちゃん。天国から、きっと自分のことを見透かしているんだろうな。そう和也と自分は、レンタル彼女であるということ。天国のおばあちゃんに、そっと自分の秘密を打ち明けるちづる。涙があふれてとまらない。

『彼女、お借りします』第166話の考察・感想

和也の胸で泣いたちづる。そのまま自分の気持ちに正直に生きていくのかな?と思いきや、今回のシーンを見る限り、そう一筋縄ではいかない様子でした。ちづるって女の子らしく見えるものの、やっぱり内面はすごく強い子。弱みを絶対に男子に見せない子なんだなって思いました。

また反対に、ちょっぴり女々しく見えてしまったのが和也。どんなにちづるに脈のない対応をされつつも、まだ淡い想いを抱いている様子。これから2人の関係がどうなっていくのかとても楽しみです。

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『彼女、お借りします』掲載

まとめ

以上、『彼女、お借りします』第166話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『カノジョも彼女』167話は、週刊少年マガジンにて12月2日に発売されています。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!