週刊ヤングジャンプ2021年2号(12月10日発売)の『【推しの子】』第28話!
この記事では最新話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
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『【推しの子】』第28話のあらすじ・ネタバレ
あかね、復帰に向けて
アクアが作った動画をスマホで見るあかね。
そこには、番組で作られた悪いイメージのあかねではなく、皆と笑顔で過ごすあかねの姿があった。
あかねの眼に、涙が溢れる。
動画によって、炎上騒ぎは「ある程度」の収束を見せた。
炎上には完全な解決はない。炎上について言い続ける者は、たとえ10年後であっても言い続けるのだ。
それでもあかねは、次の収録から復帰することを決めた。
「でも無理して出なくてもいいからね」
ユキがあかねに声をかける。
あっ、今のヤな意味じゃないからね、とユキはすぐ弁解する。私としては無理してでも出てほしいんだから、と。
ユキは言葉が難しい世の中だよねとため息をつく。
今のもツイッターで言ったら軽く燃えるのかもしれない。
MEMちょは、あかねにこれからはキャラを付けることをすすめた。素の自分で出て叩かれると、そのダメージは大きいのだ。
アクアもそれに同意する。
何かしら演じていたらその「役」が鎧になる。これはリアリティショーだけの話ではなく、社交術としても重要な概念だと言うアクア。
アクアはもう少し奥底見せてくれても…というMEMちょに、間髪いれず断るアクアだった。
アクアの話を聞き、やってみようかな…とあかねは乗り気だ。
あかねは女優だ。演技は得意である(本人はむしろそれしか取り柄がないと言う)。
でもどんな役を演じたらいいかな、と皆に相談するあかね。
MEMちょは少し考えて、アクアに好みの女性のタイプを聞きだした。
今男は君だけだから、とユキにも迫られる。
理想の女性像を教えてあげてと言われたアクアの頭に浮かんだのは――
アイの顔だった。
「顔の良い女」
とっさにそう答えるアクアに、MEMちょとユキの非難が殺到する。
「太陽みたいな笑顔 完璧なパフォーマンス まるで無敵に思える言動」
「吸い寄せられる天性の瞳」
アイの魅力を語るアクアに、MEMちょが「難しい事いうなぁ」とあきれたように言う。
あかねもそれを聞いてメモしているが、抽象的なのでとらえにくいようだ。
「んーでもあれかな?」「B小町のアイみたいな?」
…思いがけず、MEMちょに言い当てられた。違う?と聞くMEMちょに、動揺を隠してだいたい合ってると答えるアクア。
あかねは、ふむふむとメモを取り続けている。
「アクアくんの好みの女の子やってみるね」
そういうあかねに、アクアはアイの真似なんて出来るはずがないと心の中でつぶやく。
アイのあれは、天性のものなのだから。
あかねは帰り道、一人で歩いていた。
アクアに、自分の為に動画を作ってもらったことや嵐の中を探しに来てくれたことを思いだし、うれしかったことをかみしめた。そして、恩返ししなくてはと心に決めた。
アクアの好みを演じてアピールしたら、喜ぶだろうか?
「B小町のアイ…資料集めないと」
それからあかねは、資料集めに奔走した。
国立国会図書館、ネット…
「特徴はやっぱりあの瞳…自信から来るもの?」
「でも異性関係は何かあるだろうな」「家庭環境は良い?いやこの人格形成は劣悪な方向かな」
自室で、あかねはメモを書いては壁に貼りを繰り返す。
身体的な特徴から癖、生育環境に至るまで、まるで狂気にも思えるほどの研究――
壁には、メモとアイの写真が貼りつくされていた。
シャーデンフロイデ
場面は変わり、苺プロの事務所。
有馬かなとアクアが話をしている。
「黒川あかね大変だったわね 大丈夫そう?」
なんとか持ち直した、と答えるアクアに、かなは残念そうにあのままリタイアしてくれれば…と言った。
「お前さ」
あまりのセリフに、思わずアクアも引いている。
アクアの様子に、かなは慌てて否定した。
「そういう意味じゃなくてだよ!?商売敵として!」「あー日本語怖いね 今のツイッターで言ってたら炎上だよ…」
商売敵でもクチの悪さ何のフォローにもなってないぞとアクアにつっこまれるかな。
同い年で同じ女優業をやってる人間としては、あかねは目の上のたんこぶのような存在なのだ、とかなは言う。
「いわゆるシャーデンフロイデってヤツよ」
アクアは、そんなかなを意外に思ったらしい。
「黒川あかねに有馬かなが?」
「そりゃそうでしょ」
いまいち話がかみ合わない。
演劇に興味がないアクアは、知らなかったのだ。
劇団ハレルヤの黒川あかねと言えば、天才役者としてその界隈では有名であることを。
アイが…いる?!
「本日よりあかねちゃん復帰になります」
Dに紹介されたあかねは、スタッフに迷惑をかけてしまったことを詫び、これからまたよろしくお願いしますと頭を下げた。
拍手で迎えられ、ホッとするあかね。
「それではカメラ回しはじめまーす」
撮影が始まった。「行くぞ」とあかねに声をかけたアクアに、あかねは「うん そうだねアクア」と答える。
その話し方に、何かを感じたアクア。
「ふぁっ…眠いんだよね 収録早すぎてさー」「あっもうカメラ回ってる?」
「てへっ☆!」
アクアが振り返ってあかねを見ると、その両瞳にはアイと同じように星が輝いていた――。
『【推しの子】』第28話の考察・感想
炎上が収まって、あかねの復帰も決まってよかったー!
ほっとしましたが、あかねって…めっちゃすごい人だったんですね。
素のあかねは地味さが目立っていましたが、演技になるとものすごそう。
逆に素が地味な方が、演技ってしやすいのかもしれないですね。
完璧にアイを演じてきたあかねに、アクアはどんな対応をするのでしょうか?
アイとは違うことはわかりつつも、あかねに惹かれてしまうのか。
それともアイへの純愛を貫くのか…!?
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まとめ
以上、『【推しの子】』第28話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『【推しの子】』第29話は、ヤングジャンプ4&5合併号にて12月24日に発売予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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