LaLa2021年1月号(11月24日発売)の『君は春に目を醒ます』第39話!
この記事では第39話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
前回 | 今回 | 次回 |
---|---|---|
第38話 | 第39話 | 第40話 |
『君は春に目を醒ます』第39話のあらすじ・ネタバレ
信じたいけど信じられない
図書室の本棚に本を片付けながら千遥との喧嘩の発端となってしまった樋口先生を心配している絃。
棚になかなか収まらない本を無理やり押し入れていると後ろから大きな手がその本を掴んだ。
絃より頭一つ分大きい千遥が絃を見下ろしていた。
大きい声を出そうとする絃の口元を手で押えて、静かにしないと、と制止する千遥。
思わず絃は顔を赤らめる。
落ち着きを取り戻した絃は、来ないで欲しかったと千遥に背を向ける。
このままの状態でいたくない千遥は絃の肩越しから、こうなってしまった理由を話そうとするが、絃の心には何も入ってこない。
千遥のことだけでなく自分の心さえも疑ってしまうのだ。
以前、7年前に固執しているのは千遥より絃なのではないのかと言われた言葉が頭をよぎる。
まるで遠くに聞こえるような千遥の声をさえぎる絃は、今は1人で考える時間が欲しいと言う。
千遥は頑なに背を向けたままの絃の手を強引に掴み振り向かせる。
ちゃんとオレを見て。信じてくれと言う千遥。
真剣な眼差しは絃に突き刺さる。
二人の距離が縮まる。
本当にオレは絃のことを…と言いかけたところに邪魔が入る。
司書が指示を出しにやって来たのだ。
近づいた二人の距離はまた離れ離れになり背中合わせになる。
先に帰ってくれと頼む絃の言葉に諦めたように千遥はパタンと本を閉じて出ていく…。
迷い
自分から追い払った絃ではあるが千遥の事が気になる。
あの時、千遥の手がかすかに震えていたように感じた。
絃は心の中でさっきの千遥の言葉を反芻する。
信じてほしい…。
素直に受け入れられればいいのに…、いや、でも…、いろんな気持ちがぐるぐるする……。
ひとり千遥の言葉と自分の気持ちを推し量る絃だった。
弥太郎の献身
そんな絃の様子を見た弥太郎が、怪訝な顔で近づいてきた。
廊下を歩く弥太郎と絃。
絃の気まずい思いを察したように弥太郎が話し出す。
姉の雅から何か妙なことを言わされたりしていないかと尋ねる弥太郎。
実は昨日雅と偶然に会い、二人であちこち行ったのだ。
弥太郎の気持ちを知っている雅は千遥一筋にならずもっと他に目を向けてみたらと、例えば弥太郎なんてどうかと、アドバイスをしていたのだ。
その言葉を思い出した絃は思わずジーっと弥太郎を見つめる。
あまりの見つめられぶりに絶対雅に何か吹き込まれたと確信する弥太郎は何を言われたか教えろと詰め寄る。
昨日の雅との会話の内容を聞いた弥太郎は、絃が千遥への気持ちを再確認するために一時的に他の男と付き合って見たらいいんだなと穿ったことを言う。
焦って否定する絃に、一呼吸おいた弥太郎は「試してみろよ、オレで」と言った。
恥ずかしさを隠すように自分の姉の思いつきに乗っかるのは癪だと悪態をつくが、絃が傷つく姿を見たくないのだ。
人を利用するのは最低だと、取り合わない絃に利用されても絃に悲しい思いをさせたくない弥太郎。
弥太郎は真っ直ぐ前を向いたまま、お前に散々ひどい事をしてきたんだからオレを使っていいんだ…とつぶやく。
『君は春に目を醒ます』第39話の考察・感想
う~ん、絡まってます。
千遥くんは、なんとかして気持ちを伝えたいんだけど、今回の絃は頑ななのです。
確かに一度その関係を疑ってしまうと信じるって勇気がいるものですよね。
絃と千遥くんのすれ違いにもじもじしてしまいます。
一方、弥太郎君のいじらしい恋心にもぐっときてしまう今作。
ずっとずっと絃が好きだった弥太郎の恋はどこへ向かうのか?
絃はお試しに弥太郎と付き合ってしまうのか?
余韻がいっぱいで次回が楽しみな展開になってきました。
『君は春に目を醒ます』の最新話を無料で読む方法
『君は春に目を醒ます』の最新話を漫画で読んでみたい…
そんなあなたにクランクイン!コミックがおすすめ!
初回の無料登録で、すぐに3000円分のポイントを貰えるので、『君は春に目を醒ます』第39話が含まれている、月刊LaLa2021年1月号を無料で読むことができます。
まとめ
以上、『君は春に目を醒ます』第39話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『君は春に目を醒ます』第40話は、LaLaにて12月23日に掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
『君は春に目を醒ます』6巻が8/5に発売されました!
最新刊を今すぐ読むならU-NEXTがおすすめです。
無料体験で600円分のポイントをゲットできます。
※期間内の解約で一切料金がかかりません※