LaLa2021年5月号(3月24日発売)の『夏目友人帳』第111話!
この記事では最新話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
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夏目友人帳【第111話】のあらすじ・ネタバレ
どの妖が本物なのか
墓に戻したはずの首の入った箱が夏目の部屋にあった。
その箱から、カッカッカと笑い声がして、名を返して欲しい、夏目レイコ殿と声がした。
可可と名乗るその首に自分はレイコの孫であることを話し、名前を返そうと友人帳を取り出したが、その名前は先程訪ねてきた妖に返してしまったのだ。
間違えたのかとも疑ったが、さっきの妖に友人帳が反応したから名前を返せたのだ。
そこにその妖がやって来る。
妖は名前が戻った事で力がみなぎっていると、そして夏目を惑わす首なぞ始末してしまおうと首に手を伸ばしたが、ニャンコ先生に阻まれ一目散に逃げて行った。
どちらの話を信じてよいか分からない夏目は首にも話を聞くことにした。
首曰く、名もなく暴れていた頃にたった一つ貰ったのが可可と言う名前だったと言うのだ。
その首は他には何も未練はなく、名前だけ返して欲しいと言った。
だが、長いこと眠っていた首の記憶はボンヤリとしていて、体があった事もやっと思い出したようだった。
双頭の首
体が戻れば何か思い出すかもしれないと、夏目は墓場に行く事にした。
ニャンコ先生が見つけたぞと土を掘ろうとすると、そこに呵呵の名前を貰っていった妖がやって来て、体を横取りしようとした。
結局それはただの間違いで逆に変化したニャンコ先生に追い払われてしまう。
その時夏目は妖の体の下に隠れていた箱の中にある顔と同じ顔を見つける。
そう、箱の中の顔は双頭だったのだ。
ニャンコ先生の推理によると、呵呵の妖力を欲しがった、あの妖が呵呵の顔を掘り出して体に取り込んだため、友人帳も呼応し名前を返す事が出来てしまった、と言う訳だった。
何としても体を渡したくない夏目は探しに向かう。
すると鉄塔の後ろの大木に体が引っかかっているのが見えた。
またしても体を狙ってくる妖。
妖と変化したニャンコ先生が体に手を伸ばそうとした時、首がその体に触ってはなりません!と叫んだ。
妖は体を手に入れ、ムシャムシャと食べ始めた。
敵との間に芽生える気持ち
首は全てを思い出した。
レイコに首を切れと言われた事、なぜ首を切らねばならなかったか…という事を。
呵呵は自分で自分の首をハネたのだ。
何故ならその昔、名もなき頃暴れまわっていた自分を退治しようと祓い屋がやって来て、滅びの呪詛を唱えていった。
しかしその祓い屋の力は弱く、何度も訪ねてくるうちに名もなき妖と祓い屋の間に友情にも似た感情が芽生える。
祓い屋はカカカと笑う妖に呵呵と名付けた。
やがて祓い屋が諦めて来なくなった頃、呵呵は腹に小さな呪詛を見つける。
呪詛はかかっていたのだ。
次第に大きくなる呪詛は体を蝕んでいく。
そこにレイコが現れる。
レイコは呵呵ほど力のある妖なら体なくして生きる事が出来ようと言った。
呵呵は自分で自分の首をはね、その首を呵呵の顔を欲しがった小物妖に埋めるように頼んだのだ。
その小物妖は今になって呵呵の首を喰らい、体も欲し、力を得ようとしたのだ。
しかし、呪詛にかかった体を喰らった妖はこんなのいらない!と、体と片方の顔を捨てて逃げて行った。
やっと二つの顔が戻った呵呵は自分の名を取り戻し、もう一度名を呼んでもらいたくなったのだと、そしてあのマヌケな祓い屋にお前の呪詛にかかったぞ、見事だと伝えたかったのだと言った。
でももう、おりますまいな、と寂しそうに呟いた。
夏目は妖だろうとなんだろうと、大切な名前を決して疎かにする訳にはいかないと改めて思うのだった。
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夏目友人帳【第111話】の考察・感想
前後編に渡った「首」のお話、やっぱりほんわかとした雰囲気で結末を迎えましたね。
おどろおどろしい生首でしたけど、そこには友人帳ならではの友情が詰まってました。
毎回顔を合わせていると、嫌いな人だったはずなのに、心が解けていく感覚って誰でも一度はあるんじゃないでしょうか。
名もない自分を敵としてではあるけれども気にかけて名前をつけてくれた人への懐かしい思い出、それが可可という名のへの愛着になったんでしょうね。
まとめ
以上、『夏目友人帳』第111話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『夏目友人帳』第112話は、LaLa 7月号(5月24日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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