【推しの子】【第32話】ネタバレと考察・感想!新生「B小町」、新たなメンバー!

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ヤングジャンプ2021年9号(1月28日発売)の『【推しの子】』第三十二話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

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第31話 第32話 第33話

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【推しの子】【第32話】のあらすじ・ネタバレ

MEMちょをスカウト

「新生『B小町』は… 現在メンバー募集中なんだけど」

『今ガチ』打ち上げの帰り道、アクアはメムから昔アイドル志望だったということを打ち明けられた。

「『B小町』に私が…?」

アクアにそう誘われたメムは、そんな冗談…と口にしながらも、その目は希望に満ちていた。

後日、メムはアクアに伴われ苺プロ・斎藤ミヤコの元を訪れた。

ミヤコは人気ユーチューバー「MEM(メム)」がアイドルに興味があったのは意外だった、と言ってタブレットに目をやった。

ユーチューブチャンネル登録者数37万人、ティックトックフォロワー数638k。メムは、ネット上ではかなりの人気を誇っていた。

「メムさんの事務所は?」

ミヤコに問われ、メムは一応個人事業主として配信業をやっている、と答えた。

今は「FARM」という事務所と業務提携という形をとっており、自分で自由に仕事を取ってきても問題ない契約を結んでいる。

「なるほど その場合苺プロから貴女に『アイドル業務』を依頼するって形になるわね」

ミヤコはそのあたりの契約は問題ない、渡りに船だわと言いながら、メムの訳ありな表情に何かを感じ取ったようだった。

「その顔だと 何か言わなければいけない事情がありそうね」

年齢サバ読み!?

ミヤコに言われ、メムは思わず口をつぐむ。

「まぁ 察しはつくけれどね」

ミヤコは年齢をサバ読んでるのでしょう、とズバリ言い当てた。思わずメムの顔が青ざめる。

「分かりますか…」

小声で俯くメム。メムは骨格からして大分幼く見えるが、ミヤコの目には誤魔化せなかったらしい。

個人でやってる子が年齢をいくつか若く言うのはよくある事よ、気にしないわとあっけらかんというミヤコ。その態度に、メムはほっとしたようだった。

「で 本当はいくつなの?」

しかしメムが言いにくそうに耳打ちした内容を聞いて、ミヤコの顔は思わず真顔になる。

「ガッツリ盛ったわね!!」

「申し訳ございませんー!!」

アクアにもいくつに盛ったの?3歳位?と聞かれたメム。言いにくそうにその倍、と答える。

「盛ったなお前!」

って事は24か、というアクアに春頃まではねというメム。実は25歳でJKを名乗り番組に出ていたことになる。アクアからメンタル化け物かと言われたメムは、これには事情があったのだ、と話始めた。

メムは昔からアイドルになるのが夢だった。しかし、母子家庭でメムの下に弟が二人いたので、夢を諦めて早くから働くつもりだった。

だが、メムの母はアイドルの夢を追うことを応援してくれた。自分も一緒に頑張るから、と。

それからオーディションに応募するようになり、大手の最終審査まで残ることができた。

しかしメムが高3の時、母が過労で入院してしまう。オーディションは辞退し、高校を休学して働きに出ることにした。弟二人を大学に入れるため、バイトやガールズバーで働きお金を作った。

弟二人は無事大学へ行き、母も元気になったが、メムはすでに23歳になっていた。

アイドルの世界では、二十歳ですでにババア扱いだ。どこのオーディションでも、応募要項に『満二十歳までの女子』と書かれている。メムがようやく夢を追えるようになった時には、追える年齢ではなくなっていた。

それから行き場を失った情熱で配信を始めたのだが、その頃はまだ高校休学中の身であった。冗談のつもりで『現役JK(笑)』としてやっていたら、思いのほかウケが良かった。あれよあれよと登録者数は増えていき、今更引っ込みがつかなくなってしまって今に至る…というわけだった。

新生B小町へようこそ

「やっぱり駄目ですよね…7つもサバ呼んでバレた時大変ですもんね…」

25がアイドルなんて…メムがそう言ってあきらめようとしたその時。

「そんな事ないよ」

話を聞いていたルビーが現れ、メムの肩に手を置いた。

「話は聞かせてもらったわ」

有馬かなも後ろから現れた。かなも子役時代から今まで、年齢のことで散々言われてきたので気持ちはちょっとだけ分かる、と言いながらちょっとどころでなくボロ泣きしていた。

メムの事情を聞いたミヤコは、メムが入ることに反対するつもりはなさそうだった。ルビーは?と聞かれ、ルビーも即勿論!と答える。

「アイドルやるのに年齢なんて関係ない だって憧れは止められない」

「ようこそ『B小町』へ!」

ルビーはメムに手を差し伸べる。メムもまた、その手をしっかりと掴んだ。

一通り聞いていたアクアは「またウチの妹は綺麗事を…」とひとりごちながら、かなにルビーとメムをよろしくなと声をかけた。

「うるさい 気安く話しかけないで」

かなから殺されそうな勢いで睨まれる。アクアは、黒川あかねの一件から『スケコマシ三太夫』呼ばわりだ。

「言われなくてもこのグループは私がなんとかする」

かくして、新たにMEMちょが加入し、新生『B小町』はいよいよ正式なスタートを迎えるのだった。

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【推しの子】【第32話】の考察・感想

『B小町』、まさかのMEMちょ加入!

アクアは俳優よりスカウトやプロデュース業の方が向いてるかもしれませんね。

メムが25歳だったことにも驚きでした…。20代も後半に片足つっこんでるのに、高校生として誰にも疑われないなんて奇跡の25歳!よっぽどお肌とかもキレイなんでしょうね。

アイドルに憧れていたけど、家庭の事情で気が付けばアイドルを目指せる年齢じゃなくなっていた…というメムの話は、アイドル業界ではけっこうありそうですよね。実際のアイドルにも年齢サバ読みしている人がいるんでしょうか。

アクアのアイを巡る動きも気になりますが、次回からいよいよルビーのターンになります!

B小町3人のファーストステージがどうなるか、楽しみです。

まとめ

以上、『【推しの子】』第32話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『推しの子』第33話は、ヤングジャンプ11号(2月10日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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