【推しの子】【第33話】ネタバレと考察・感想!B小町、出来ることからスタート!

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ヤングジャンプ2021年11号(2月10日発売)の『【推しの子】』第33話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

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第32話 第33話 第34話

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【推しの子】【第33話】のあらすじ・ネタバレ

今ガチ終了後も…

「あーあ 『今ガチ』終わってもうたな~」

陽東高校芸能科の教室。グラドルの寿みなみが机に頬づきして残念そうに言った。

ルビーに、興味本位で兄が番組でキスしたのを見たときどんな気持ちだったが聞いてみると…

「超複雑以外の感情想像つく?」

ものすごく闇が深い瞳でそう返されてしまった。

テレビで兄妹モノのキスシーンを見た時の5倍は気まずかったというから、相当だ。

「いずれルビーもあかねちゃんと会ったりするんやろなぁ なんせ兄の彼女やしー」

みなみにそう言われたが、ルビーにはアクアがあかねに対して持っている気持ちが「彼女」のものではないだろうと気づいていた。

「『今ガチ』の話?」

不意に、二人は不知火フリルから声をかけられた。

急に声をかけられたことと、『今ガチ』を知っていることが意外だった二人はどぎまぎしながらうん、と答える。面白かったよ、というフリルにそんな気を使わなくても…とルビーは苦笑いした。

「イケメン美女だらけでほんと目の保養だった」

「目の保養⁉」

まさにその美女から目の保養、との発言に驚きが隠せない。顔が良い人が嫌いな人なんて居ないでしょ、とフリルはクールな表情で言う。

「本当に目に良かった 多分視力0.5位良くなったと思う」

(言う事オモロ!)

どうやら不知火フリルは本当に『今ガチ』をかなり気に入っていたようだ。他にもMEMちょの乙女ヅラが観たかっただの男子は気合入れて落とせと思っただのと面白発言が次々飛び出す。

フリルのテレビでのクールな感じとプライベートの面白さに驚くルビー。しかし、実際結構あることらしい。男性は面白い女性には対抗意識が生まれて人気が出にくいため、清楚売りしている間はボケさせないのだそうだ。

「アクアさんの知り合い目線てのもあるかもだけど超ドキドキした」

多分みんなもそうなんじゃないかな、フリルは付け加えた。

アクアは、普通科の方ではかなりモテているらしい。芸能科でも何人か気になっているという話も耳にする。

実際『今ガチ』の注目度はかなり高く、アクアの今後に関わる大きな番組になったが、それは『B小町』にとっても大きな影響を与えたのだった。

新生B小町、できることから!

『今ガチ』での共演からアクアが声をかけたMEMちょ(メム)の「B小町」加入によって、「B小町」のチャンネルは凄くソレっぽい動画を作れるようになり、登録者数は1万人を超えた。

「なんか…公式って感じ!」

嬉しくてはしゃぐルビーに対し、有馬かなは公式以外のなんだっていうの、と冷静だ。

早めにPVとかも上げたい、というメムだったが、新しい楽曲はまだ出来上がっていなかった。

楽曲が出来るまでは何も出来ないでしょ、とのんびり構えようとするかなに、メムはそうはいかないよと言った。

「私たちは『B小町』なの忘れた?『B小町』には『B小町』の曲があるでしょ?」

チンタラやってたらあっという間にアラサーだから!というメムの提案で『B小町』の昔の曲のダンスのフリ入れから始めることになった。

映像で残っているフリ付きの曲が全部で30曲。かなりの数だ。

(まさか全部覚えろなんて言わないわよね……)

アイドルオタクともいえるメムとルビーのモチベーションに、かなはついていけなかった。

「はぁ……なんでアイドルやるなんて言っちゃったんだろ…」

壁際で一人座り込むかなに、「有馬おつかれ」と水のペットボトルを差し出す影。

アクアだった。

ありがとう、と受け取りかけたかなの脳裏に、『今ガチ』最終回でのアクアとあかねのキスシーンが浮かぶ。

「いらない!あっちいってよ!」

ペットボトルを突っ返されたアクアは、最近俺に対してずっとそんな感じだな、と言った。

「いい加減 俺も傷つく」

アクアはかなの横にペットボトルを置き、立ち去って行った。

(何よ 何 そっちが先に そっちが…っ)

かなは顔を上げてアクアの名前を呼んだが、もうそこにはアクアの姿はなかった。

アイの過去

アクアは、鏑木との約束通り二人で寿司屋に来ていた。

「今から話す話はいわば死者の墓を掘り起こすような話だ」

どうしてそんなにアイの話を知りたいんだ、と鏑木に聞かれ、ルビーはどうしようも無いほどにファンなのだ、それ以外に理由が要りますかと答えた。

ファン目線の幻想は、実物を知れば例外なく壊れる。だとしても知りたいのだ、というアクアに鏑木は語り始める。

アイと縁があって色々仕事を振っていたのは以前話をしたが、当時彼女は田舎からでてきたばかりの芋娘だった。

プロ意識も低く、周りと馴染もうともせず、似合わない安物の服で現場に現れるような子供だった。

そんなアイに何かの一助になれば、と鏑木は自分が大学の頃所属していた劇団のワークショップを紹介した。

一流の役者しかいないと言われる、『劇団ララライ』。

あかねが所属している劇団だ。当時はまだ有名ではなかった。

「恋は人を変えるという」

アイは、そこで恋をした。

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【推しの子】【第33話】の考察・感想

今まで『今ガチ』収録編で学校のシーンが少なかったため、あまり出てきていなかった寿みなみと不知火フリルが登場しましたね。

フリルのクールな見た目としゃべりの面白さのギャップが良すぎる…もっと出てほしい!これからは学校のシーンも増えてくれたらうれしいです。

B小町も3人になって、いよいよ始動しましたね。若干、有馬かなのやる気のなさが気になります。アクアに素直になれないかな…でも、アクアもかなの気持ちに気づいてないとはいえ罪な男です。

いよいよアイの過去が明らかになりそう…!なんと相手は劇団ララライの団員!?子供だったアイを大人に変えた恋って、どんなものだったのでしょう。でもその相手に殺された…!?

続きが気になります!

まとめ

以上、『【推しの子】』第33話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『【推しの子】』第34話は、ヤングジャンプ12号(2月18日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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