あおざくら 防衛大学校物語【第211話】最新話ネタバレと考察・感想!一丸となるチームワーク!

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週刊少年サンデー2021年6号(1月6日発売)の『あおざくら 防衛大学校物語』第211話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

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あおざくら 防衛大学校物語【第211話】のあらすじ・ネタバレ

新艇指揮、新艇長

艇指揮近藤、艇長沖田。

山並の提案により一新されたクルーで総端艇訓練は開始された。

メガホンを取り指揮を出す近藤。

クルーの「ダッシュ」の掛け声と共に第一大隊のカッターは動き出した。

選ばれた理由

一大隊のミーティングに時は遡る。

沖田は長身で櫂に体重を乗せられるため、漕ぎ手として優秀なクルー。

そんな沖田を艇長にしてしまう事に一人のクルーは異論を唱える。

最近知ったことであるが沖田は「ヨット経験者」であり、海上の波を縫って進む技術はカッターでも役に立つはずだと山並は説明する。

櫂はきちんと漕げているのだが、波の影響を真っ向から受けてしまっており上手くカッターが前に進めていない現状。

そこで、風を読んで高波に波が揺られないよう指示を出せる可能性のある沖田が艇長に選ばれたわけであった。

その説明に感激する沖田、山並と両手で握手を交わすのであった。

そして次に艇指揮に選ばれた近藤。

近藤も何か艇に関わる経験者なのではないかと湧き上がるクルーの面々。

山並が口にしたのは先日、近藤が三大隊の総指揮の伊東に一大隊の現状を話そうとしていた事であった。

情報漏洩ではないかとざわめくクルー一同。

山並は語気を強くし、近藤はこの負け続きの一大隊の現状をどうしたらいいかわからず、勝つためになりふり構わずアドバイスを貰おうとしていただけだと語る。

プライドを捨ててまで勝とうとしている近藤の気持ちに応えてやりたくはないかと山並はクルーに問いかけた。

クルー一同はもちろんだという感じに山並の問いかけに応える。

山並が自分の失敗をフォローしたうえでクルーの士気を高めている事に気付き、笑みがこぼれる近藤。

しかし近藤は艇指揮と言う役割は何をすればいいのかわからず、山並に聞く。

「盛り上げて」

と一言答える山並。

過去に近藤が棒倒しの際に周囲の人間を鼓舞したように、船上でも号令だけでなく発破をかけてクルーを盛り上げる。

理屈だけでは総端艇は勝利を収められない。

残りの気持ちの部分を近藤が担当し、士気を高めてもらいたいとの事であった。

納得した近藤は威勢の良い返事をする。

意見が一致した一大隊メンバーは円陣を組み、勝利を誓うのであった。

高まるチームワーク

そして時は戻り、総端艇訓練。

山並に言われた通りクルーに号令をかけ、士気を高めていく近藤。

近藤の指揮に押され、尻込んでしまう他大隊の艇指揮。

櫂を漕ぎながら山並はカッター競技会時のクルー長、芹澤の言葉を思い出していた。

「カッターの戦いは一人一人の経験差では埋まらない」

「掲げた勝利と言う目標のためにチーム全体で模索し、一丸となってチームワークを完成させることが勝利につながる」

まさに今こそが一丸となったチームワーク、山並は勝利の可能性を感じていた。

白熱していく訓練。

それぞれの指揮の下、一大隊と三大隊はお互いを高め合うように櫂を漕ぎ続けていった。

そして訓練は終了、勝利したのは変わらず三大隊。

しかし近藤ら一大隊は今までの最下位から二位まで昇り詰めていた。

パワーやスピードは落ちてしまったが、安定して艇を進める事ができていたのだった。

しかしここまで策を練ったのにも関わらず一位を取れない事に気持ちを落とす近藤と山並。

そんな近藤の下に三大隊の伊東が現れる。

「一大隊は絶対伸びてくると思ったからみんなで対策を考えた」

「負けないよ」

そう言うと伊東はその場を後にする。

去る伊東の後を強い眼差しで見つめる近藤。

その空気を壊すかのように最下位を脱出した喜びに満ち溢れた沖田が近藤に抱き着いてくるのであった。

伊東の実力

食堂、クルー達は食事を取っていた。

一大隊クルーが沖田に対し、なぜヨット経験者である事をカッター競技会時にもアピールしていなかったのかという事を聞いてきた。

沖田は芹澤クルー長には話していたが、沖田では同期に対しての厳しさが足りないために艇長としては不適任なのではないかという事であった。

クルーは納得し、やはり艇長としては土方がベストだったという事を語る。

一方、近藤はここまでしても一位を獲れない事に頭を悩ませていた。

カッター競技会の時の逆境から得たチームワーク、改めて土方の存在が大きかったことを思うのであった。

「伊東は生まれ持ってのリーダー、いい意味でも悪い意味でも」

山並の言葉を思い出す近藤、もしかしたら土方がいたとしても三大隊には勝てないかもしれない。

伊東の勝利へと導くチームワーク、それはなんなのか。

近藤は一人考える。

すると唐突に流れる総端艇訓練開始のアナウンス。

生徒達は昼食をよそに、訓練場へと駆け出していくのであった。

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あおざくら 防衛大学校物語【第211話】の考察・感想

二位にまで浮上することができてとりあえずは成長する事ができた近藤ら一大隊。

しかし伊東はそのさらに上を行っていました。

伊東が言っていた「みんなで対策を考えた」というのが気になりますね。

なにか作戦、それとも伊東流の士気の上げ方があるのか。

未だに謎に包まれている伊東の素性、三大隊のミーティングを覗いてみたいものです(笑)

士気を上げる近藤、波の動きを読む沖田、参謀の山並と一大隊はそれぞれの役割を持ち始め、着実に力をつけています。

しかし伊東の力の謎を解明しない限りは一位は厳しそうですね。

次回、伊東の攻略法に足を踏み入れる事に期待します!

まとめ

以上、『あおざくら 防衛大学校物語』第211話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『あおざくら 防衛大学校物語』第212話は、週刊少年サンデー7号(1月13日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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