LaLa2021年2月号（12月23日発売）の『君は春に目を醒ます』第40話！
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
君は春に目を醒ます【第40話】のあらすじ・ネタバレ
1度でいいから俺を見てよ
絃と弥太郎は下駄箱に向かって並んで歩いている。
俺はお前にひどい事をしてきたんだからと、昔から好きな絃にちょっかいを出してきた事を思い出しながら弥太郎が言う。
昔のことは気にしなくていいから、お試しで付き合うなんて言わなくていいと絃が言うと、弥太郎はそれをはぐらかすように、テスト明けに2人でどこかに行こうと切り出す。
先走り過ぎの弥太郎を止めようとする絃に、少し恥じらい混じりに俺を品定めしてくれと言う。
恋愛対象として見てほしいのだ。
一度でいいからちゃんと見てよ、最後だからと言い残してそそくさと弥太郎は校舎から出ていった。
お試でつき合うなんてつもりはない絃だが、弥太郎が昔の事を気にしている事や、もっとそれについてフォローすべきかどうか悩む。
弥太郎にも千遥にも言いにくいことを言わせている自分をふがいなく思うのだ。
頭の中がまとまらない、もうすぐテストが始まると言うのに…。
杏の心配
その11日後、やっとテストから開放された後輩の杏が勢いよく絃のところにやってくる。
元気のない絃を心配する杏。
絃はテストのおかげ避けられていた問題と向き合わなければいけないのだと不安そうだ。
絃と杏がそんな事を話していると遮るように弥太郎がやってくる。
弥太郎は一方的に明後日のデートどこに行こうかとあれやこれやと計画を立てている。
千遥と絃がうまくやっていると思っていた杏は、なぜ弥太郎と絃が出かけるのか、そんな付け込むような事をしていいのかと弥太郎に詰め寄る。
その杏を制して絃は待ち合わせの場所を指定した。
弥太郎がそれでいいならよろしくと、にっこりと笑って。
杏は、絃と弥太郎の間柄をよく知る彼氏の澪にも、弥太郎が絃と千遥がうまく行っていないのを良い事にツケこんでいると怒っている。
思わず廊下を走り出し千遥のところへ向かい、絃達が2人で出掛けるから止めたほうがいいですよと忠告する。
ひと呼吸おいて千遥はそっか、とつぶやく。
弥太郎は絃を傷つけたりしないし、絃ももし嫌なら行かないよとその場を去って行った。
拍子抜けしたような杏は事の次第を澪に報告する。
杏は澪に2人の待ち合わせをこっそり覗きに行こうと提案する。
澪はそんなおせっかいな杏にばっかじゃねーのと取り合わない。
全員集合
デート当日、公園で弥太郎を待つ絃を遠巻きに見つめる杏と澪の姿があった。
弥太郎が絃に何かしたらタダじゃおかないと息巻く杏。
すると、向こうに人影が見えた……千遥だった。
杏と澪が近寄るとハッとする千遥。
伊達メガネをした千遥は結局気になって来てしまったと申し訳なさそうに言い、2人に悪いから帰るよと振り向いた。
その時弥太郎が遅れてごめんと息を切らしてやって来た。
とっさに身を隠してジッと見つめる3人。
遅刻の理由を並べる弥太郎にやさしく笑いかける絃。
千遥はその笑顔から目をそらすことは出来ない。
千遥の袖をグイと引っ張り追いかけますよと杏に促される。
弥太郎はすぐに気が付くだろうと千遥は乗り気ではないが流れのままついていく。
一方、絃と並んで歩く弥太郎は背中に視線を感じて、何かいるなと悟るのだった……。
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君は春に目を醒ます【第40話】の考察・感想
とうとう、始まりました。弥太郎と絃ちゃんのお試しデート！
長年の弥太郎の気持ちは実るのか？
それとも絃は千遥への思いにあらためて気が付くのか？
千遥はこのデート見届けることが出来るのか？
千遥ファン、弥太郎ファン、絃ファンの皆さん、それぞれの気持ちを考えるとモジキュンですよねぇ。
絃と弥太郎の２人、プラスこっそりついてくる金魚のフン、プラス本命張本人！が同じ空間に…。
このデートの結末はどうなるのか…波乱の幕開けです。
まとめ
以上、『君は春に目を醒ます』第40話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『君は春に目を醒ます』第41話は、LaLa4号（2月24日発売）にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに！
