ヤングジャンプ2020年8号(1月21日発売)の『【推しの子】』第31話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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【推しの子】【第31話】のあらすじ・ネタバレ
『今ガチ』打ち上げ
「『今からガチ恋始めます』全収録終了です!お疲れ様でした~!」
出演者、スタッフで乾杯を交わす。
「色々あったけど本当に楽しかった」
一時期は休演していた、黒川あかねの顔も晴れやかだ。
「で……早速聞いて良いかな…?」
無表情でジュースを飲むアクアの周りに、MEMちょとゆきがズイズイと現れた。
「最後のキス!」「本当に付き合うの!?」「どうなるの!?」
気になって仕方ない二人にあかねは問い詰められる。
番組的に受ける流れだったけど、仕事もあるのに彼氏なんて…というあかね。
いやいや、芸能人とはいえ高校生にもなったら彼氏の一人や二人当然っしょと軽い感じで言うノブユキを受けて、MEMちょはゆきとかとっかえひっかえじゃないの?と言う。
「私そんなイメージ?」
意外にも、ゆきはモデルの仕事第一にやってきており今まで彼氏を作った事がなかったらしい。
アイドルも女優も、彼氏がいる比率は一般の人と変わらないようだ。
流石に恋愛禁止を売りにしているところは割合が低いようで、たまに雑誌にすっぱ抜かれたりしている。
「そういう意味で言ったら番組で付き合えばスキャンダルになりようなくて良いよね!」
と言うMEMちょに、あかねは「でも…」とまだためらっている。
悪い大人
「そうそう 上手い具合に番組を使って欲しいよ」
ビールを飲みながら、プロデューサーが出演者たちの会話に入ってきた。
番組が終わってからは、付き合おうが別れようが当人たちの自由である。そのまま結婚までいった人たちもいるし、体裁を保つために数カ月カップルを名乗るだけの人たちもいる。
「ちゃんと自分で考えて 自分で決めるんだ」
この業界には、若者の才能を利用するだけ利用して捨てる悪い大人が沢山居る。
甘い誘惑に流されやすい子が行き着く先は、決まって奈落だ。
「っていう悪い大人からのアドバイス」
プロデューサーの自虐に、苦笑する出演者たち。
ふと、プロデューサーはアクアの姿がそこになかったことに気づいた。
「そう言えば 悪い子供はどこ行った?」
悪い子供
アクアは、店の外で鏑木勝也と話をしていた。
「『今ガチ』評判いいよ」
君を使った俺の目は間違ってなかったかな、という鏑木にアクアはどうでしょうねとうそぶく。
注目を集めたのは結局炎上があったからだというのが大きい。
その後のカバーは君の手腕て聞いたよ、と鏑木は笑う。
「だけど例の映像 上の方で少し問題になったんだよ」
『収録時の素材を外に流さない』というのは業界の鉄の掟なのだ。
その素材を使って動画を作ったアクアと苺プロに、損害賠償を出すという話まで出たのだと鏑木は言った。
「でもそうはならなかった。 でしょう?」
出演するにあたっての契約書には、出演者は番組公式SNSにならオフショットをアップして良いとあった。
だから、動画は公式SNSにアップしたのだ。アクアはちゃんと契約通りの仕事をしたことになる。
鏑木は、自分との契約を守り良い仕事をしてくれたのだから報酬を支払わないとね、と言った。
「来週あたり寿司でも食いに行かないか?アイについてとっておきの話をしてあげよう」
そう言って、その場を立ち去って行った。
これからどうする?
アクアが店に戻ると、探していた他の出演者たちに見つかった。
アクアは、あかねと二人で座らされた。
「あのさアクアくん これからどうする?」
尋ねるあかねに、アクアはあれは放送されるから暫くは彼氏彼女するしかないだろと淡々と答える。
「それは勿論分かってるんだけど…」
だったら、というアクアに、あかねは意を決してさらに尋ねる。
「私たちの交際って仕事? それとも本気のやつ?」
アクアは思わず目をそらして口ごもる。
「いや別に仕事とかじゃ」
「変な気は使わないで良いよ」
あかねは、アクアは自分の事を異性として見ていないでしょとずばり言い当てた。
演技している時の自分は多少良く思ってくれていたかもしれないけど、素の自分にはそんな興味がない。それ位分かる、とあかねはアクアを真っすぐ見て言う。
そんなあかねに、アクアは確かに異性としては見ていないと告白した。
付き合うのも仕事の延長線上に捉えている、と。
アクアの言葉を聞いて、予想はしていたのだろうが目を伏せるあかね。
「ただ」
俺はあかねに女優として強い興味を持っている。これは嘘じゃない。
そうはっきりと告げるアクア。
「……そっか」
それを聞いて少し寂しそうにうつむいたあかねだったが、まぁ良いか、とすぐ顔を上げた。
「それは言われて一番嬉しい言葉でもあるから」
じゃあお仕事として彼氏彼女しよう、本当の彼氏彼女はゆき達がいれば充分だしというあかねの言葉に、アクアはえっと思わず聞き返す。
ゆきとノブユキは、こないだ付き合い始めたらしい。
撮影の時はゆきがノブユキを振っていたのだが。
でも私はゆきのそういう所が結構好きなんだ、とあかねは笑う。
ゆきはノブユキが人生初カレらしい。
「分かんねぇもんだな」
――――
打ち上げが終わり、解散の時間。出演者同士笑顔で手を振って別れを告げる。
歩いて帰るアクアの後ろから、メムが追いかけてきた。
歩いて帰れる距離なのだという。意外と近所に住んでいるようだ。
「寂しいな 私この現場めちゃくちゃ好きだった」
いつも明るいメムらしからぬ、寂しそうな雰囲気で言う。
そっか、というアクアに、メムはアクアはあかねと付き合ったから寂しくないよね~と絡んできた。
あくまで仕事上の関係だ、本気にもならないというアクアに、メムはあかねがアイの演技をしているときに赤くなってたくせにとからかう。
「ていうか詳しいよな B小町は世代じゃないだろ」
というアクアに、メムはここだけの話だよ?と釘をさして言った。
「私元々アイドル志望だったんだぁ」
色々あって挫折して、今は元気にユーチューバーしているけれど。
明るく言うメムに、アクアはふうんと答えて言った。
「じゃあウチ来たら?」「新生『B小町』は現在メンバー募集中なんだけど」
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【推しの子】【第31話】の考察・感想
前回のラストでアクアとあかねが付き合うことになってどうなるのかな!?あかねが一方的に傷つくことになるんじゃ…と心配していましたが、あかねにはアクアの気持ちはお見通しでしたね。
さすが天才役者、人の気持ちを読む力がすごい。
アクアはあくまでもアイ一筋。ほんとに全くブレないですね。
あの一癖も二癖もありそうな鏑木との会食で、どんな情報が得られるのか…。
そして、今回のラストも意外でした!
メムをアイドルに誘っちゃう?!一体どうなっていくのでしょう…。メムとかなの相性はあんまり良くなさそうな気もします。
まとめ
以上、『【推しの子】』第31話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『【推しの子】』第32話は、ヤングジャンプ9号(1月28日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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