週刊ヤングジャンプ2021年4・5合併号(12月24日発売)の『ウマ娘シングレラグレイ』第25話!
この記事では第25話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
『ウマ娘シンデレラグレイ』の1巻についての情報は、以下の記事で解説しています。
ウマ娘シングレラグレイ【第25話】のあらすじ・ネタバレ
シンボリルドルフの決断
「オグリキャップの出ないダービーなんてタコが入っていないタコ焼き」
記者、藤井泉助の記事の見出しを読み、一人思いにふけるシンボリルドルフ。
その様子を隣で眺めていたマルゼンスキーはなぜかお好み焼きを連想していた。
たじろぐシンボリルドルフをよそにマルゼンスキーは話題をレースに変える。
二人が訪れていたのは京都レース場、長い歴史を持つ天皇賞レースを見に来ていた。
その中でマルゼンスキーが注目しているのがタマモクロス。
丁度レースの方でもそのタマモクロスがコーナーで先頭集団をごぼう抜きした所であった。
シンボリルドルフはタマモクロスを目にした瞬間、衝撃が走る。
直線でスパートをかけるタマモクロスにオグリキャップの姿が重なったのだ。
すると、傍らにいたマルゼンスキーは語りだした。
自分も縛られたルールのおかげでダービーで出走することはできなかった。
走ったレースに後悔はなかったが、自分がダービーに出走していたら今頃はどうなっていたのかを
でも考えてしまうと。
「あなたはどうしたいの?」
マルゼンスキーがシンボリルドルフに問うたと同時に、タマモクロス一着のアナウンスが場内に鳴り響く。
目を閉じていたシンボリルドルフ、何かを決心したように静かに目を開くのであった。
品格の備わるウマ娘
中央諮問委員会の委員長室、その場には委員長、秘書と思われる男性、そしてシンボリルドルフが呼び出されていた。
以前藤井が持ってきたオグリキャップをダービーに出走させるための一万人分の署名、シンボリルドルフもその書類に署名をしていたのだった。
その是非を問うべく、シンボリルドルフはその場に身を置かれていた。
椅子に腰を掛けた女性、委員長は微かに笑みを浮かべながら語りだす。
中央ダービーとは最も格式の高いダービーであり、それを参加するにはエリート中のエリートの品格を備えたウマ娘でなくてはならない。
反面オグリキャップは生まれも育ちも地方の片田舎であり、クラシック登録すらしていないウマ娘。
そんなウマ娘の参加を認めてしまえばこれまで培われてきたクラシックのルールが崩壊してしまう。
たった一人のウマ娘のためにルールを変えろと言うのか。
「ですからそう申し上げているのです」
間髪入れずにシンボリルドルフは言葉を返した。
オグリキャップの品格
品格とは何か?
中央の在籍期間、出身や血統、レースの実績、決してそんなものではない。
オグリキャップは自分の立場を理解した上でレースを走り続けた。
その結果多くの人々に感銘を与え、そして人々は彼女のダービー出走を願った。
それこそがオグリキャップという存在の唯一無二の品格であり、それを規則で潰してしまうのはあまりにもおろかである。
シンボリルドルフはひとしきり主張を終え、委員長室内は静まり返る。
夢
オグリキャップへのあまりの熱の入れように疑問に思う委員長、何がそこまでさせるのかをシンボリルドルフに尋ねる。
シンボリルドルフはそれは「夢」と答える
トレーナー、スタッフ、ウマ娘、トゥインクルシリーズを愛するファンが歴史に残る大スターの誕生を夢としている。
そしてそれは自分自身、シンボリルドルフも同じであると。
そうすると、シンボリルドルフは委員長に向け頭を下げた。
「オグリキャップを走らせてください。日本ダービーに」
改めて委員長にオグリキャップのダービー出走の許可を願った。
対する委員長はシンボリルドルフの言葉に眼光を鋭くさせたのであった。
ウマ娘シングレラグレイの最新話を無料で読む方法とは?
漫画が今すぐ読めないときは、
文字から想像して楽しむのも良いですよね。
しかし、
やはり、漫画ならではの価値があると思います。
イメージも一緒に、
スピーディに楽しみたい!
ワクワクしながら、
漫画ならではの世界を味わいたい!
そんなあなたにおすすめなのが、U-NEXTです。
初回の無料登録で、すぐに600円分のポイントを貰えるので、ウマ娘シングレラグレイ第25話が含まれている、週刊ヤングジャンプ2021年4・5号を無料で読むことができます。
ウマ娘シングレラグレイ【第25話】の考察・感想
シンボリルドルフが遂に動き始めました。
当初はルールを重んじる堅物ウマ娘といった印象がありました。
しかし今回は委員長に即座に反論するなど、自分の主張が正しいと思ったならば相手が誰であろう
容赦はしないという熱い部分を見せてきましたね。
実力は十分にありながらダービーに出られなかったというマルゼンスキーの苦い経験も知っているのもあり、その信念はより強いものにしたのでしょう。
対して委員長の信念も強そうであります。
特例を認めてしまうと必死で上まで昇ってきたウマ娘の苦労が無駄になってしまう、等の委員長の考えもあるのかもしれません。
おそらくシンボリルドルフそれらを承知しているからあんなに悩み、不躾な態度を取りつつも委員長に頭を下げたのでしょう。
そんなこんなでオグリキャップの行く末もいよいよ決着がつきそうです。
まとめ
以上、『ウマ娘シングレラグレイ』第25話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『ウマ娘シングレラグレイ』第26話は、週刊ヤングジャンプ6・7合併号(1月7日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
『ウマ娘 シンデレラグレイ』1巻が1/19に発売されました!
最新刊を今すぐ読むならU-NEXTがおすすめです。
無料体験で600円分のポイントをゲットできます。
※期間内の解約で一切料金がかかりません※