BUNGO-ブンゴ-【第258話】ネタバレと考察・感想!敗北を知り、強くなる

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週刊ヤングジャンプ2021年12号(2月18日発売)の『BUNGO-ブンゴ-』第258話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

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BUNGO-ブンゴ-【第258話】のあらすじ・ネタバレ

対 富士ヶ丘シニアの策

試合前、富士ヶ丘の対策を語る知多シニアの監督。

それは、至ってシンプルなことだった。

1つ目は、河村の前にランナーを出さない。

逆に言えば、河村には打たれてもいいということだ。

河村には打たれても仕方ないが、ランナーを溜めなければ最少失点に抑えられる・・・。

ある程度の失点は、許容しろと監督は指示した。

2つ目の対策は・・・伴野の前にランナーを溜めること!

自分たちの攻撃は、それだけに全力を注ぐと言うのだ。

得点できなければ、知多の敗北は伴野の責任になる・・・。

これはそう考えなければいけない策だが、どうだと伴野に尋ねる監督。

監督は誰よりも、伴野に信頼を置いていた。

伴野樹理という男は、生まれながらのリーダー!

チームの命運を分ける責任が重ければ重いほど・・・燃える!!

監督の言葉に、もの凄い威圧感を放って〝粋だ〟と答える伴野。

その圧に、監督を鳥肌立てるのだった。

大丈夫だ!

河村に2打席連続アーチを打たれたものの、知多のペースだと話す伴野。

集まった内野手は、その話しに耳を傾けている。

問題ないと話す伴野だが、今負けているのは自分の責任・・・。

ランナーが溜まった展開で打てなかった、自分が悪いと仲間に謝った。

しかし・・・大丈夫だと伴野は言いきる。

俺が絶対に、責任を持つ!!

伴野の〝大丈夫だ〟という言葉を受け、震い立ったのはマウンドの岩塚。

これまで伴野が大丈夫と話した時は、いつも大丈夫だった・・・。

4番の珠希を前にしても、河村に打たれたダメージは岩塚にない!

その結果、自信を持って腕を振り抜き、珠希を内野ゴロに打ち取るのだった。

富士ヶ丘バッテリーの選択

ランナーを溜めて、伴野に繋ぐ。

知多のバッターは、その1点に全力を注いでいる。

4回裏、知多の攻撃。

仲間たちの思いは繋がり、ツーアウトながらランナー二塁の展開で伴野に回った。

皆の思いを背負い、打席に入る伴野。

ただ、次の瞬間衝撃を受ける。

捕手の皆浦が立ち上がっているのだ!!

4回の時点で2点をリードする富士ヶ丘。

ここでバッテリーが選択したのは、敬遠だった。

同点のランナーを出すことになるが、一塁が空いている状況。

妥当な判断だと、スタンドの近藤は口にする。

袴田は捕手として同じ意見を持っており、幸雄は知多には厳しい展開だと呟いた

嫉妬

ツーアウト・ランナー一塁二塁の状況で、打席に向かうのは5番の三科。

ただ・・・三科はスタンドを睨んでいる!?

その視線を受け、戸惑っているのは文吾。

面識がないはずの文吾に、なぜか怒りを向けている三科。

彼は、知多でエースを努めている選手だ。

怒りの理由は・・・文吾のせいで、伴野がおかしくなったから・・・。

静央と富士ヶ丘の試合直後、三科に文吾の話しをした伴野。

静岡にとんでもないピッチャーがいると、嬉しそうに口にしていた。

その話しを、笑顔で聞いていた三科。

人の長所しか目に入らない伴野は、他の選手をよく褒めることがある。

日本代表に行くと、必ず口にするのは全員の長所。

しかし、この時だけは違うことが起きたのだ。

ポツリと呟いた伴野の言葉。

石浜の球、1度受けてみてーな・・・。

三科の全身に、衝撃が走る。

受けてみたい・・・!?

伴野の方から受けてみたいという言葉を、三科は聞いたことがなかったのだ。

長年バッテリーを組んできた中で、始めて見た伴野の反応。

自分ですら言われたことのない言葉を受けた文吾に、三科はもの凄い嫉妬を抱いた。

文吾への怒りを力に変え、バットを振り抜く三科。

痛烈な打球はレフト線を破り、タイムリーヒット!!

二塁ランナーはホームに帰り、一塁にいた伴野は三塁へ・・・。

三科のタイムリーツーベースによって、知多は1点を返す。

チームに勢いをつけるバッティングをするも、二塁上で怒り続けている三科。

怒りのあまり、唇を噛みしめて血が流れている。

彼のモチベーションは・・・ここを勝って3回戦で、文吾を潰すことなのだ!

目の前の敵を!!

4回裏、1点差に迫った知多。

尚もツーアウト二塁三塁で、チャンスが続いている。

逆転をも狙える展開に、球場に響くアナウンス・・・。

その内容は、富士ヶ丘の守備変更だった。

ピッチャーの珠希がサードへ・・・。

マウンドを降りる珠希を見て、誰もがそう来たかと感じる。

後先のことなど考えないと話し、マウンドに上がるのは・・・エースの碓井!!

富士ヶ丘のエースは、目の前の敵を全力で潰すと話すのだった。

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BUNGO-ブンゴ-【第258話】の考察・感想

知多のペースだと口にした伴野の言葉は、監督の指示通り試合が進んでいるということでした。

唯一誤算だったのは、伴野が打てなかったこと・・・。

しかし、最後には自分が決めるという絶対の自信が、伴野にはあります!!

ただ、チャンスに敬遠される展開。

ここで、怒りの三科が反撃の狼煙を上げました。

彼のモチベーションは、まさかの嫉妬心。

しかもその相手は、他でもない文吾なのです。

伴野も認める文吾に、燃えさかる嫉妬心を向ける三科。

ここで負けるわけには行きませんね。

一方、ここで負けられないのは富士ヶ丘も同じ!

静央にエースをぶつけるプランを変えてまで、碓井をマウンドに送りました。

碓井の性格を考えると、敬遠はあり得ません。

ここから、伴野の実力が見られそうです!!

まとめ

以上、『BUNGO-ブンゴ-』第258話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『BUNGO-ブンゴ-』第259話は、週刊ヤングジャンプ2021年13号(2月25日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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