週刊ヤングジャンプ2021年6&7合併号(1月7日発売)の『青年少女よ、春を貪れ。』第3話!
この記事では最新話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
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青年少女よ、春を貪れ。【第3話】のあらすじ・ネタバレ
ニュース
音無紗衣子から、ハルが死んだ日のことを打ち明けるという連絡がきて、勝之は翌日の20時に音無と会う約束をした。
勝之のなかでは、ハルが亡くなってから10年たって、今更という気持ちがあった。
朝。目覚めた勝之が匂いに気がつきキッチンへと行けば、千鶴がエプロン姿で朝食を用意してくれていた。
12品もある豪華な食事に驚く勝之。どうやら、人気のお店をモチーフに作ったものらしい。
不意に、千鶴が良いニュースと悪いニュースがあると言いだす。
どっちから聞きたいと言われ、勝之が悪いニュースからと言う。
悪いニュースというのは、千鶴は仕事に行く時間がきたため、後片付けを勝之に頼むというものだった。
勝之は、そのお願いを快く引き受ける。
そして、良いニュースというのは、勝之に似合うと思って購入したシャツのことだった。
音無紗衣子
勝之は、千鶴との結婚について考えていた。
千鶴は、勝之が行きたがっていた熟成肉の店を予約をしてくれていた。
だが、ちょうど音無との約束の時間と場所が被っていたことに気がついた勝之は、千鶴に遅れることを伝えた。
指定された店で待っていれば、音無が現れた。
だが、すっかり大人の女性に成長した彼女に、勝之は最初気がつかなかった。
勝之の思い出のなかの音無はボーイッシュな少女だったのだ。
まるで、同窓会のように勝之は出版社の営業で働いていること、音無はアパレルの企画部で働いているという近況報告をした。
だが、勝之はなぜ音無が電話をかけてきたのかがわからなかった。
ルーティン
音無は、「いつもの」と勝之の分も一緒にオーダーした。
この店にはスイーツしかないらしく、音無は週5できているそうだ。それは、彼女のルーティンだった。うまく行かない日などはつい来てしまうと音無が言う。
勝之は、自分も悩んだときには、そういうのがあると言った。
音無は、勝之が自分と似ていることに嬉しそうな素振りを見せた。
そして、あれから苦しいことの連続だったと呟く。
周囲からおかしいと言われた音無は、周りこそ理解できないと言う。
そして、考え方が一致する勝之と会えて良かったと上機嫌だ。
ハルにすがることでしか生きられないという音無。
その言葉に、勝之は引っ掛かるものを感じた。
勝之には、彼女が何を言っているのか理解できなかったのだ。
過去の恋人
音無が注文した「ふわとろベリーパンケーキ」がテーブルに運ばれてくる。
ハルの好物だったと音無が言う。
お弁当に持ってくるほど、ハルはベリーソースが大好きで、今でもベリーソースを見るとハルを思い出すと言う音無。
だが、勝之はそんなこと知らなかった。
思いっきりパンケーキにフォークに突き刺す勝之に、彼氏としての自覚がないと音無に言われる。
音無は、ハルが通っていた店でパンケーキを食べることで、自分とハルは繋がってきたと言う。
そして、音無は外見さえハルに似せる努力をしていた。
と、いきなり音無が勝之に着ているシャツを捨てるように言う。
ハルなら、そんな安っぽい服は選ばないと。
雨が降りだし、勝之が帰ろうとすれば、音無がいきなりハルは事故死ではないと言い出す。
命日
10年前の3月26日。
ハルは、キャンプ場から少し離れた場所で遺体となって発見された。
それは、卒業旅行でキャンプに行った2日目の出来事だった。
そして、その時に音無達には知らなかったことがあったと。
キャンプに参加したのは、網口龍樹と佐伯亮、水川わゆに古崎ふみが参加していた。
真相を求める音無は、それらが何をしていたかを暴くため、勝之に協力を求めた。
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青年少女よ、春を貪れ。【第3話】の考察・感想
勝之は、未来をしっかりと見ていて、音無は過去を見つめているようでした。
勝之にとって、ハルのことは大切な思い出の一部であり、現在は千鶴との結婚を優先したいと考えているのがわかります。
ですが、音無はハルに自分を近づけることで、過去に浸っているように感じました。
まるで、ベリーソースはハルを思い出すために食べているようです。
そして、ハルの死が単なる事故ではないと言うことで、勝之を過去へと引きずり戻そうとしているかのようです。
過去と現在、そして未来。
ハルという一人の少女を間に、勝之と音無は全く別の方向を見つめているかのように感じました。
まとめ
以上、『青年少女よ、春を貪れ。』第3話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『青年少女よ、春を貪れ。』第4話は、週刊ヤングジャンプ2021年8号(1月21日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!