週刊少年チャンピオン 2021年12号(2月18日発売)の『弱虫ペダル』第627話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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弱虫ペダル【第627話】のあらすじ・ネタバレ
段竹、改めて坂道の凄さを知る
箱根学園の新開悠人が優勝を目指し、飛び出して行きました。
焦る段竹。
すると坂道は、段竹に自分が前に出て引いて行くから全力で絶対に離れず付いてこいと言います。
坂道の気迫あふれる表情に寒気を覚え返事をする段竹。
坂道は、段竹をアシストする為ペダルを高回転に回し始めました。
雄叫びを上げ更に回転を高める坂道。
段竹は、そんな坂道の姿を見て驚きました。
回転数が徐々に上がって行き、坂道の足が見えなくなりました。
そして、自分をゾッとさせるほどのプレッシャーを与えてきている坂道の凄さを理解しました。
段竹は、気を取り直してハンドルに力を入れました。
姿勢を低くし、サドルの前端に座り荷重を移していく段竹。
次の瞬間でした。
坂道は、全開で加速を始めました。
段竹は、歯を食いしばり坂道の背を追うのでした。
インターハイレベル、小野田坂道
段竹は、坂道の飛ばす速さに喰らい着くのが精一杯でした。
目もチカチカし、走っている瞬間に記憶が飛んでいく状態に陥る段竹。
坂道の後ろに居ても楽ではなく、かえって苦痛を感じる段竹。
しかし、段竹は、この速さを体験し笑っていました。
それは、前を走る坂道がインターハイレベルの強さと速さを持っている事。
小さな体と細い足の坂道が、インターハイを2連覇した事実。
普段は、何処にでもいる気弱な普通の高校生。
なのに自転車に乗ると、大きく強い選手に変身してしまう。
段竹は、自分が部長の坂道の一番近くにいるのにはるか遠い存在に感じていました。
それでも間近で坂道の目の覚める痺れるような激走を見て喜ぶ段竹。
段竹は、そんなレベルの高い坂道を追いかけると覚悟を決めました。
今年のインターハイを見て体験し、来年はインターハイに自分も行くと決めたのだと心に問いかける段竹。
段竹は、咆哮を上げて走ります。
苦しくても絶対坂道に付いて行くと全力を出す段竹。
すると坂道が段竹に言いました。
きつくて、苦しいのかと。
段竹、皆の思いを受け取り駆ける
坂道は、段竹にきつくて苦しい時に今まで支えてくれた人々の事を思い出して笑顔で話しかけてきました。
唖然とする段竹。
すると坂道は、また元の険しい顔に戻り加速を始めました。
段竹にペースは落とさないのでこのままで行くと告げました。
段竹は、はいと返事をしました。
一瞬ペースを落とすのかと思ってしまった段竹は反省していました。
坂道の考えがインターハイレベルであると改めて考えました。
先を走る箱根学園の新開悠人とは1対1で勝てるとは思っていない。
でも、自分には総北高校の自転車部の仲間達と信じてくれた魂があると思い出す段竹。
坂道や、今泉と走り、鳴子にもアドバイスを貰った日々。
そんな頼りがいある心強い先輩達がくれた言葉が自分の力になる。
段竹は、坂道に言いました。
もっとペースを上げてくれと。
坂道は、その言葉に従い更なる加速をして行きました。
段竹は、今まで自分を支えてくれた皆の思いが嬉しく、ありがたく、熱くなったと再び闘志を燃やしました。
段竹は、今度は自分が皆の為に恩返しをする番だとガッツポーズをし、坂道に付いて行き走るのでした。
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弱虫ペダル【第627話】の考察・感想
坂道の気迫あふれる表情に痺れました。
新開を追う為に、アシストに入る坂道。
ペダルを高回転させ燃えるような圧を与える坂道の背中に熱気を見ました。
坂道の全力全開の走りに付いて行くのが精一杯の段竹。
段竹は、坂道の実力と強さを改めて肌で感じます。
驚きながらも笑う段竹。
段竹は、坂道を追いかけて来年は自分もインターハイに出場すると咆哮する所が熱く思わず涙が出てしまいました。
そんな最中、坂道の苦しい時のアドバイスの笑顔が素敵です。
段竹は、仲間達の絆と魂に答える為に自らを燃え上がらせます。
そして今度は自分が答える番だと覚悟を決めた表情が凛々しいです。
段竹は、先を走る新開に追いつき勝利することが出来るのでしょうか。
次回もとても楽しみです。
まとめ
以上、『弱虫ペダル』第627話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『弱虫ペダル』第628話は、週刊少年チャンピオン 2021年13号(2月25日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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