週刊少年ジャンプ2021年9号(1月25日発売)の『呪術廻戦』第136話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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呪術廻戦【第136話】のあらすじ・ネタバレ
特級術師・九十九由基が渋谷事変に参戦!
九十九と夏油が人類の未来について話し合います。
九十九は『呪力からの脱却』を、夏油は『呪力の最適化』を自らの意見とし、議論します。
夏油はお互いの意見が相反するものと分かり、真人から取り込んだ術式『無為転変』を発動。
夏油の無為転変により、あらかじめ夏油によるマーキングを受けていた非術師が術師になりました。
夏油曰く、術師になった人間は夏油が厳選した人物や呪物であり、「千人の虎杖悠仁が悪いを持って放たれたと思ってくれ」とのこと。
九十九は千人が控えめな数で、簡単に殺し合いはしないと反論するも、夏油はその程度の仕込みを怠るわけがない、質問が軽くなっていると、九十九を挑発します。
九十九は怒りを露わにし、虎杖に一緒に夏油をボコろうと提案。
腸相の血に混じった毒が裏梅に入り、氷が維持できなくなった瞬間、全ての氷が水へと変化し、虎杖たちは動けるようになりました。
しかし、夏油は虎杖たちを相手することなく、大量の呪霊を召喚し、それらに紛れて姿をくらませました。
九十九と夏油は人類の未来について議論する
九十九はかつて、夏油に話した『世界から呪霊をなくす方法』を再び話し始めました。
その間は、ラルゥが動く時間を増やすための『時間稼ぎ』にもなります。
九十九の話す『人類の未来(ネクストステージ)』。
それは『呪力からの脱却』でした。
一方で夏油は『呪力の最適化』こそが人類の未来だとします。
九十九は夏油の意見を聞き、それに反論します。
「最適化プランには天元の結界が必要不可欠なハズだ」
「天元を利用するということは呪力が最適化された術師と成るのはこの国の人間限定」
「呪力というエネルギーをほぼ日本が独占することになる」
「彼の国は勿論 中東諸国が黙っちゃいない」
「生身の人間がエネルギーなんだ どんな不幸が生まれるかは想像に易いだろう」
しかし、夏油は九十九のこの反論を軽く笑って返します。
「非術師 術師 呪霊 これらは全て『可能性』なんだ 『人間』という『呪力』の形のね」
「だがまだまだ こんなものではないハズだ 人間の可能性は」
「それを自ら生み出そうともした」
「だがそれでは駄目なんだ 私から生まれるモノは 私の可能性の域を出ない」
「答えはいつだって 混沌の中で黒く輝いているものだ」
「分かるかい? 私が創るべきものは 私の手から離れた混沌だったんだ」
夏油はそう九十九に返しながら、右手を振りかざしました。
九十九は夏油が右手をかざした瞬間、虎杖に真人についてどうなったか聞きます。
虎杖は真人が夏油に取り込まれたことを九十九に伝えると、九十九はショックを受けました。
夏油は振りかざした右手を地面に叩き付け、真人の術式『無為転変』を発動します!
夏油の『無為転変』により、非術師が術師に変化!
夏油は『無為転変』の発動と同時に、虎杖に礼を言いました。
というのも、呪霊操術でとりこんだ術式はそれ以降成長することがなく、取り込むまでに術式を可能な限り成長させておく必要があるためです。
虎杖は図らずも夏油の目論見通り、真人の術式を強化する手伝いをしてしまったのでした。
夏油の使った『無為転変』は、遠隔発動するもの。
夏油があらかじめマーキングしておいた2種類の術師に『無為転変』が発動します。
夏油がマーキングした2種類の人間は『虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者』と『吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術師の者』でした。
夏油曰く、『無為転変』により、2種類の人間が持つそれぞれの脳を術師の形に整え、前者には『器としての強度を』を、後者は『術式を発揮する仕様を手に入れた』、とのこと。
夏油はさらに、呪物たちの封印を解き、マーキングの際に夏油の呪力にあてられて寝たきりになった者が目を覚ますようにしました。
夏油は彼らに、呪力への理解を深めてもらうために殺し合いをしてもらうよう仕向けています。
夏油曰く、「千人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたとでも思ってくれ」とのことでした。
九十九は、力が与えられただけで人々は殺し合いを始めることはないと言うも、夏油はこれを笑いながら、その程度の仕込みはしているし、質問が軽くなっていると反論しながら九十九を挑発します。
九十九は怒りを露わにし、虎杖に夏油をボコるよう誘いました。
虎杖は氷で動けないことを九十九に伝えますが、その直後に氷が水へと変化します。
そこから次々の氷が水に変化し、ほぼ全て氷が水になってしまいました。
裏梅の氷が溶け、撤退する夏油
裏梅の氷が突如として水になったのは、腸相の血が原因でした。
裏梅は反転術式で腸相の『穿血』を受けた傷は治したものの、体内に入った毒までは無効化できておらず、今になって毒が効いてきたのです。
裏梅は腸相の毒によりまともに立っていられない状態になってしまいました。
虎杖や九十九、パンダ、加茂が立ち上がって戦う直前にも関わらず、夏油は話しを続けます。
夏油が配った呪物は千年前から夏油が契約していた術師達の成れの果てであり、夏油が契約したのは術師だけではありません。
術師以外の契約は、夏油の肉体を手にした時に破棄したのでした。
夏油は話しが終わると、夏油の足元から大量の呪霊を召喚!
夏油は獄門彊を片手に虎杖に別れを告げると、呪霊たちに紛れて姿を消しました。
夏油は去り際に、虎杖の中の宿儺に語り掛けます。
「始まるよ 再び 呪術全盛 平安の世が・・・!」
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呪術廻戦【第136話】の考察・感想
長く続いた渋谷事変も、いよいよ終わりが見えてきたところでしょうか。
夏油の中身が加茂だったこと、真人は術式を取り込むための『道具』に過ぎなかったこと、腸相が虎杖の兄であること、五条が獄門彊に封印されたこと・・・
数々の出来事が起きた渋谷事変ですが、今後どのような展開をみせるのか、考察してみましょう。
五条は獄門彊から封印解除できるのか?
五条が獄門彊から封印解除される場合、2つの方法が考えられます。
それぞれの方法をみていきましょう。
①五条が自死する
五条の獄門彊から封印解除される方法1つ目は、『五条の自死』です。
獄門彊は、中にいる人間の呪力や体力を失わせることで、術式の発動や物理的な衝撃による内部からの破壊を不可能にしています。
しかし、獄門彊の封印解除の条件に、『中にいる人間が死んだ場合は封印は解除される』という条件があるのです。
五条が何らかの形で体を傷つけるなどして死を偽装することで獄門彊の封印を解除し、解除された瞬間に反転術式で傷を治して完全復活、という場合です。
何でもありの五条ならではの方法ですが、伏黒甚爾との戦いでは死んでもおかしくない重症から復活してみせました。
時間差で反転術式による回復が可能ならば、自死からの獄門彊封印解除、即座に時間差の反転術式で五条復活、という流れもあり得ると思います。
獄門彊の封印が解除されてからなら術式も使えるので、こういう可能性もありかと考えました。
②外側から獄門彊の封印解除
外側から獄門彊の封印解除をする方法ですが、これも充分に可能だと思われます。
伏黒甚爾が使っていた特級呪具『天逆鉾 (あまのさかほこ)』を覚えているでしょうか?
天逆鉾には、『発動中の術式を強制的に終わらせる』という能力があります。
そのため、天逆鉾で外部から獄門疆の封印解除をする際に使う可能性があるのです。
ただ、外側から獄門彊の封印解除をする際には『事前に天逆鉾を入手していること』と『獄門彊の在り処知っておく』ことが前提になります。
天逆鉾は現在誰が持っているか不明なので、探さなければいけません。
獄門彊は当然ながら夏油が管理しているので、そう簡単に見つけることはできないと思われます。
夏油の潜伏している場所を特定して、奇襲をかければ獄門彊を手に入れることも夢ではありませんが、ハイリスク&ハイリターンなので、なかなか実行に移すのは難しそうですね。
ただ、獄門彊の封印解除に天逆鉾は必須だと思われるので、入手するべき呪具であることは間違いありません。
今後の呪術高専の動向は?
渋谷事変が終わった後の呪術高専はどう動くのでしょうか?
2つあるので、それぞれ考察してみましょう。
虎杖は死刑or監禁
まず考えられるのは、虎杖の処遇です。
日下部やパンダは、宿儺に体を乗っ取られた虎杖と漏瑚との戦いに巻き込まれて、危険な目に遭いました。
このことから「肉体の主導権は虎杖にある」という前提が崩れてしまいます。
また、虎杖を担任する最強の術師・五条がいなくなったので、宿儺に対抗できる戦力が今の呪術高専にはありません。
このことから、虎杖の死刑、ないしは監禁くらいは起きる可能性が考えられます。
乙骨と秤の帰還
乙骨と秤を呪術高専に帰還させることが考えられます。
渋谷事変にて、七海が死に、野薔薇も負傷、五条は封印と戦力が大幅に削がれた呪術高専。
少しでも戦力を補うために、乙骨や秤を呪術高専に帰還させ、対呪霊との戦いに参加させる可能性があります。
夏油の言っていた「千人の悪意をもった虎杖が放たれた」という話から、これら術師になった人間の対応もしなければいけません。
『呪霊』と『術師』。
これら2つに対応するべく、乙骨と秤にはぜひ呪術高専に帰ってきてもらいましょう。
まとめ
以上、『呪術廻戦』第136話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『呪術廻戦』第137話は、週刊少年ジャンプ9号(2月1日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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