週刊少年ジャンプ2021年14号(3月8日発売)の『呪術廻戦』第141話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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呪術廻戦【第141話】のあらすじ・ネタバレ
虎杖は乙骨との戦いで刀を折ることに成功します!
これでお互い素手での戦いになるかと思いきや、虎杖の背後にリカが現れ、虎杖の体を拘束してしまいました・・・
そして虎杖はそのまま乙骨に刺されてしまいます・・・!
一方、腸相と禪院直哉の戦いでは、腸相が苦戦を強いられることに。
腸相は禪院直哉の術式が全く分からず、一方的に攻撃されてしまいます。
体外での血液操作がまるで機能しない状況に置かれた腸相は、『赫鱗躍動・載(せきりんやくどう・さい)』を使用しました!
どちらの戦いも苦境に置かれている虎杖たち!
果たして虎杖は、腸相はこの局面を乗り切ることができるのでしょうか!?
虎杖は乙骨の刀を折ることに成功する!
虎杖はまず、乙骨の振るう刀に対処する必要があると考えました。
そこで思いついたのが、乙骨と同じく武器を手にすること。
路上に停めてある四駆の中からナイフを拝借し、乙骨の刀に応戦を試みます!
ナイフに呪力を籠めて、頭上から降りかかる刀を受け止めようとするも、そのやり方をまだ習っていないために、ナイフごと体を斬られて深い傷を負ってしまいました・・・!
しかし、乙骨が刀を振り下ろした瞬間、虎杖は刀を踏みつけ、地面に固定!!
そのまま刀を蹴り飛ばし、へし折ってしまいました!
これでお互い丸腰で戦うことになるかと思ったその瞬間、虎杖の背後から腕が伸びてきます・・・!
リカが虎杖を拘束し、乙骨が折れた刀で刺す
「なにしてるのォ」
と言いながら虎杖の体を背後から凄まじい力で拘束するリカ!
リカの力があまりに強すぎるため、虎杖は抜け出すことができません・・・
乙骨はリカに、
「抑えててね」
と一言伝え、折れた刀を携えて虎杖のもとへ近寄ります。
そして、そのまま虎杖の心臓目がけて刀を突き刺しました・・・!
乙骨は最後に、
「ごめんね 虎杖君」
と虎杖に謝罪の言葉を述べます。
虎杖の中にいる宿儺はこの事態を見ていられなくなり、舌打ちをしつつ虎杖の体を借りようとしますがその途中、ふと何かに気づきます。
宿儺は不適な笑みを浮かべたまま、戦いの場面は腸相に移ってしまいました。
腸相は禪院直哉に苦戦する
腸相は禪院直哉の術式が分からず、苦戦を強いられます。
禪院直哉に触れられた瞬間、フィルムのような板状の物体に封じ込められてしまい、そのまま攻撃を食らってしまうのでした。
さらに、禪院直哉のあまりの速さについてこれず、
『百斂(びゃくれん)』どころの話ではない!! 体外での血液操作がまるで機能しない!!
と胸中で戦況の不利を悟ります。
また、禪院直哉は一方的に攻撃を加えているにも関わらず倒れない腸相の頑丈さに、
「しぶと マジで何なん 君」
と腸相の素性について尋ねました。
腸相は禪院直哉の疑問に答えます。
「・・・兄さ 『10人』兄弟のな」
腸相による迫真のお兄ちゃんムーブが始まると同時に、赤血操術『赫鱗躍動・載』を使用!
腸相はまだ禪院直哉との戦いを諦めていません!!
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呪術廻戦【第141話】の考察・感想
虎杖は乙骨に刺され、腸相は禪院直哉に苦戦・・・
虎杖側にとって非常にまずい事態ですが、希望がないわけではありません。
宿儺が虎杖の体を借りなかったのは「自分が手を貸すまでもなく虎杖が助かる」ということを確信したためだと思われます。
また、腸相が新しい技を使うようなので、これからの活躍に期待です。
これらの点を踏まえて、虎杖の中の宿儺が何に気づいたのか、禪院直哉の術式は何なのか、腸相の『赫鱗躍動・載』はどのような効果なのか、それぞれ考察してみましょう!
宿儺は恵の存在に気づいた
宿儺が興味を持つものといえばごく限られており、その一つが恵です。
禪院直哉も東京に恵を探しに来たのですから、東京に恵がいることは間違いないと思われます。
乙骨との戦いが始まる前に、乙骨がビルから飛び降りて地鳴りがするほどの衝撃を辺り一帯に響かせたので、恵が様子を見に近くまで来ていたのではないでしょうか。
恵が近くにいることに気づいた宿儺はにっこり!
自分が出るまでもなく、恵に虎杖救出を託したわけです。
禪院直哉の術式は『投射呪法』で確定
禪院直哉の術式ですが、これはほぼ『投射呪法』で確定だと思われます。
腸相に触れた時に、フィルムのような板状の物体に変えていたこと、格闘センスの高い腸相ですら追いつけない超スピード。
これらの点を考えれば、禪院直哉の術式は『投射呪法』で決まりかと思われます。
父親が『投射呪法』の使い手『禪院直毘人』だったので、その術式を受け継いでいたとしてもおかしくはありません。
『赫鱗躍動・載』の能力は身体能力の上昇と兄弟の能力の使用
腸相が使った『赫鱗躍動・載』ですが、これは『赫鱗躍動』の能力に加え、兄弟の能力が使えるようになるものだと思われます。
まず『赫鱗躍動』ですが、これは『体内の血中成分を操作し、身体能力を大幅に向上させる』という技です。
この『赫鱗躍動』に『載』がつくわけですが、『載』とは『のせる』という意味をもつ漢字。
では何を『のせる』のか?
その疑問の答えが『兄弟の能力』というわけです。
九相図の兄弟『壊相』にせよ『血塗』にせよ、『血を媒介とする術式』の持ち主です。
壊相と血塗の術式は『蝕爛腐術 (しょくらんふじゅつ)』。
この術式は、『浴びると腐蝕する有毒の血液を操作する』というもので、全身に浴びない限り死ぬことはありませんが、一方で死ぬほどの激痛を伴うという強力な術式です。
ほぼ一撃必殺に等しい術式ですが、壊相と血塗は虎杖&釘崎との戦いで相性が悪かったために敗北してしまいました。
しかし、今回の敵は禪院直哉。
もし禪院直哉が腸相に攻撃しようと触れた時に腸相の血が少しでもつけば、そこから腐敗が始まり、禪院直哉は負けてしまうことでしょう。
壊相と血塗だけでも充分危険な術式の持ち主であることに加え、九相図にはまだ『膿爛相(のうらんそう)』、『青瘀相(しょうおそう)』、『噉相(たんそう)』、『散相(さんそう)』、『骨相(こつそう)』、『焼相(しょうそう)』が残っています。
残りの兄弟の術式は不明ですが、彼らの能力まで全て『のせる』ことができるとなると、『赫鱗躍動・載』はとんでもない技になりそうですね!
次回は腸相が禪院直哉に反撃して、全力でお兄ちゃんを遂行してくれることでしょう!!
まとめ
以上、『呪術廻戦』第141話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『呪術廻戦』第142話は、週刊少年ジャンプ15号(3月15日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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