週刊ヤングジャンプ2021年4・5合併号(12月24日発売)の『九龍ジェネリックロマンス』第35話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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九龍ジェネリックロマンス【第35話】のあらすじ・ネタバレ
鯨井令子は、俺が殺したんだよ。
「…って言ったら、お前どうする?」
工藤は鯨井に聞く。
2人はしばし見つめあい、鯨井はあきれたように「何言ってんですか。」と答えた。
だな、といって工藤はいつものようにわははと笑った。
しかしすぐ真面目な顔で、でももうこの世にいないのは本当だという工藤に、鯨井は目を伏せて工藤と鯨井Bの仲睦まじい写真を思い出す。
「それは……忘れたくなんかないですよね。」
鯨井はそう言った後すぐ、あわてて分かったようなこと言ってすみませんと目を上げた。
その時の工藤の表情に、思わず目を奪われる。
「…帰るぞ」
再びくるりと前を向いて歩いていく工藤の背中を、鯨井はそのまま見つめていた。
それは殺ってますわ。
マグカップを両手に持って戻ってきた楊明は、怖い顔をしてそう言った。
婚約してた人を殺さないでしょ、という鯨井に、楊明は食い気味に答える。
「婚約してたからこそでしょ!!愛と憎悪は紙一重!!」
工藤さんが人を殺すなんて、という鯨井に、楊明はわかんないよと返す。
普段見せている姿が本当の姿とは限らないのだから。
しかし、鯨井ははっきりと言い切る。
「工藤さんはそんなことする人じゃない。」
どうしてそう言い切れるのか、と問う楊明に、鯨井は本当にそうだとしたらあの時あんな顔をするはずがないと工藤の表情を思い出していた。
目を伏せ、考えにふける鯨井に楊明は心配そうに「レコぽん?」と声をかける。
あわててきっといつもの冗談だよ、という鯨井に、そんな冗談言うのも怖いけど…と楊明はまだ疑いつづけている。
「泊っていけば?」
鯨井を心配する楊明に、鯨井は大丈夫、ありがとうと答える。
「ねぇレコぽん、もう一度言うけど」
「普段見せてる顔がその人の本当とは限らないんだよ?」
「本当の工藤さんは レコぽんの思うような人じゃないかもしれないよ。」
あたしだって、と言いかける楊明をさえぎって、鯨井は明るくありがとう、でも大丈夫だからと答えて帰っていった。
鯨井Bさえ知らない工藤を
楊明の家から一人歩いて帰る鯨井。歩きながら、あの時の工藤の顔を思い出していた。
前にも一度見たことがある。
露店で見つけたイヤリングをつけているのを、工藤が見た時――
驚いたような、懐かしいような、愛おしいような表情。
きっと、私だけが知っている、工藤さんの顔――
こんな状況で喜んでるなんておかしいし不謹慎だってわかっているけれど…。
先程の楊明の言葉が頭に響く。
鯨井は、アパートの自室に戻ってきた。
カーテンを開けて窓から外を眺める。
誰も知らない、鯨井Bですら知らない工藤さんのことを、私は知りたい。
たとえそれが、おそろしいものだとしても…――。
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九龍ジェネリックロマンス【第35話】の考察・感想
工藤…殺してなかったんですよね?
でも鯨井Bが死んだのは、自分のせいだと思い続けてるような気はします。
今回は工藤の表情の複雑さがなんとも言えませんでした。
どういう表情なのかはっきりわからないのに、なぜか胸に迫るようなあの感じ。
鯨井の気持ちもなんかわかるなーと思ってしまいました。
好きな人の、誰にも知られてない顔を自分だけが知ってるってやっぱりドキドキしますね。
謎に近づいたと思ったらまた離れて行ってしまって、もどかしい!
次回にまた期待ですね!!
まとめ
以上、『九龍ジェネリックロマンス』第35話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『九龍ジェネリックロマンス』第36話は、週刊ヤングジャンプ8号(1月21日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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