ヤングジャンプ2021年12号(2月18日発売)の『シャドーハウス』第91話!
この記事では最新話のネタバレと考察・感想を紹介しています。
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シャドーハウス【第91話】のあらすじ・ネタバレ
潜入!
「ケイトがやろうとしていることは珈琲豆のすり替え…つまり潜入捜査だな!」
ケイトの後ろからジョンが張り切って現れた。ジョンはケイトとエミリコが走って”星つき”の居住塔に向かう途中で出会って追いかけてきたのだが、ケイトは気づいていなかったらしい。
一緒に潜入するつもりのジョンを、ケイトはジョンが一番潜入に向いていないからダメだと断るが、塔の閉門までの時間がない中で言い争う時間が惜しい。ケイトはしぶしぶジョンの同行を了承した。
すり替え用の豆はどうするのか、とジョンはケイトたちに尋ねる。ケイトの考えでは、練習に使う普通の珈琲豆も保管場所にまとめて置いてある可能性が高いので、それをすり替えるようだ。すり替え自体は喜びの会が終われば”星つき”にバレてしまうだろうから、ケイトたちがこの時間にここにいたことが知られるとまずい。
珈琲保管庫は、ルイーズの話通りなら1階にあるはずである。しかし1階の通用口は、以前散策で確認したとき鍵が閉まっていた。だから侵入するには、こどもたちの住まいであるウェストウィングから居住塔をつなぐ渡り廊下を通って正面玄関がある2階からしか不可能なのだった。
ケイトとエミリコ、ジョンとショーンはゆっくりと居住塔の正面玄関に近づいた。扉が開いて中から誰か現れれば、姿を隠すところのないこの渡り廊下ではすぐ見つかってしまう。
幸い誰も扉から出てくることはなく、二対は正面玄関の前までたどり着いた。
「このレバーはなんだ?」
ジョンが扉のすぐ近くについているレバーに手をかけそうになった瞬間、ケイトがすす能力ですすを鞭のような形にしてジョンの手を払いのけた。
「無闇に触らないで!これは”星つき”に用事があるときに鳴らす呼び鈴よ!」
慎重に注意を払いながら、二対は中に入った。1階に降りるための階段に向かって走る。
途中で、ジョンが廊下に置いてあったものに足をひっかけて音を立ててしまった。
物音を聞きつけ、廊下の蝋燭を手入れしていた顔の見えない人形が振り返った。とっさにケイトは、すす能力でこびりつきのフリをした。
顔の見えない人形は安心したのか、元の作業に戻っていった。しかし、階段の前で作業を続けており動く気配がない。
「反対側の通路に行ってみましょう」
ショーンがそう提案した。外から見る限り、ここの螺旋階段と同じ構造になっているはずだ。
反対側に向かってみると、ショーンの言った通りもう一つ螺旋階段があった。
二対は、なんとか1階にたどり着いた。後の問題は…。
スザンナを誘い出せ
珈琲保管庫では、スザンナが入念に”珈琲”を入れる練習を行っていた。
「こんなに練習したんだもの ”特別な珈琲”はより美味しく淹れられるはずよ」
「絶対にもう失ったりしないわ…!」
珈琲保管庫の前にたどり着いた二対だったが、ショーンは部屋から漂う香りから誰かが珈琲を淹れていることに気が付いた。
おそらく、十中八九部屋の中にスザンナがいる。
閉門まであと20分。スザンナが出て行くのを待っている時間はない。どうすればいいか考えるケイトに、ジョンが入り口にあった呼び鈴を鳴らせばスザンナが出てくるのではないかと提案した。
「そんなことしたら作戦が台無しじゃない」(馬鹿なのかしら…)
というケイトに、ジョンは自分が正式な訪問をするからケイトたちは隠れていてくれという。実は元々スザンナには、聞こうと思っていた大事な用事があるらしい。
ケイトはジョンの自信たっぷりな様子に押されて任せることにした。エミリコと廊下の影に隠れて様子を見る。
ジョンは呼び鈴を鳴らすが、誰も出て行く気配はない。来客者には普通は顔の見えない人形が応対するはずだから、スザンナが出てくるはずがないのだ。ケイトたちがあきらめかけたその時…
「スザンナー!!」
ジョンの声が塔に響いた。スザンナを大声で呼んでいる。ケイトは思わず頭からすすを出して怒ったが、なんとスザンナは珈琲保管庫から出てきた。そして正面玄関へと向かって行ってしまった。
エミリコの記憶
珈琲保管庫へ走り寄るエミリコ。扉に手をかけようとして、ケイトのすす能力で止められた。
扉の前はスザンナのすす能力で作られたすすの膜で覆われていた。もしこれに触れてしまっていたら、すぐにスザンナに感知されていたに違いない。
扉からは入れなさそうだ。しかし、近くに窓があった。窓から顔を出すと、珈琲保管庫の窓が見えた。
「私が壁を伝って入ります!!」
エミリコが提案した。ケイトはエミリコがさっき倒れたことや外が崖であることを心配して止めたが、エミリコはケイトのすす能力で頑丈なすすロープを作り、その上をつたっていけばやれると言った。
すすロープを辿っていくエミリコ。ふと、館の外に目をやると、崖の下に線路が見えた。
(あれ?そういえばこっち側って館の外なんですね…)
その時、エミリコの脳裏にある記憶が甦ってきた。目の前に置かれた小さなグラス。その中に入っているのは…”珈琲”?
〈館へ入る儀式よ さぁ飲んで… おめでとう…ケイト〉
カツン、カツンと廊下から足音が聞こえる。スザンナはもう戻ってきたのだろうか。
ケイトが窓の外のエミリコに声を掛けようとしたその時――エミリコがロープから足をすべらせたのが見えた。
「エミリコ!!」
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シャドーハウス【第91話】の考察・感想
塔の中に潜入成功!ですがお約束通りハラハラドキドキの展開でしたね。
潜入に一番向いてない男、ジョン…。ですが、ケイトへの愛と行動力は本当にすごいです。強引にスザンナを呼び出すことに成功するとは。
それにしても、元々スザンナに聞こうと思っていた大事な用事って一体何なんでしょう?気になります。ジョンのことなので、あんまり大したことない用事のような気もしますが…。
外を見て甦ったエミリコの記憶も気になりますね。やっぱりエミリコは館に来る前は「ケイト」という名前だったのでしょうか。倒れてしまったり、記憶が戻ったりするのは珈琲の効果が薄れてきたせいなのでしょうね。
ロープから足を滑らせてしまったエミリコ。ケイトはスザンナに見つかってしまうのか?続きが気になります!
まとめ
以上、『シャドーハウス』第91話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『シャドーハウス』第92話は、ヤングジャンプ14号(3月4日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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