週刊少年チャンピオン 2021年8号(1月21日発売)の『弱虫ペダル』第623話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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弱虫ペダル【第623話】のあらすじ・ネタバレ
高田城、自分の強さを証明する
鏑木は、コーナーで前から考えていた試みを実行しようとしていました。
一方、驚異的な追い上げで付いてくる鏑木に恐怖します。
3本つづらの最終コーナーで、スプリンターの鏑木が自分に追いつき並んでいる事をまだ信じられませんでした。
しかし、直ぐに気持ちを切り替えて冷静になる高田城。
高田城は、痛みのスイッチを切ってチームメイトを守る鏑木の訳の分からない行動を認めるわけにはいかない。
自分の中に定義している走りの物理の法則は、根性や熱意で変えることはできないと否定しました。
鏑木の敗北をここで証明してやると加速を始めコーナーを高田城。
付いて行く鏑木の眼に標識が見えました。
驚く鏑木。
高田城は、勝ち誇ったように言いました。
この最終コーナーは、最も斜度が上がるのだと笑い鏑木の前に出ました。
15%と表記された斜度をクリアする高田城。
高田城は、この斜度はスプリンターにとって不利だ。
この勝負は頂いたと前を向き走る高田城。
鏑木は、ふらついてガードレールに向かっていました。
青八木、とあるバカな事を思い出す
高田城は、鏑木が苦しくなり前も見えなくなった。
意識を失い、ガードレールに真っ直ぐ向かっているのだろうと哀れに感じていました。
あっけない幕切れだと鏑木を見ることを止めて進む高田城。
しかし、鏑木は意識を失っていませんでした。
その目は燃えていました。
一方、観戦に来ていた手嶋と青八木はゴール行きのバスに乗り込もうとしていました。
手嶋は、考え事をしている青八木に話しかけます。
青八木は、アナウンスで鏑木が三本つづらを通過していると聞き練習中のバカな事を思い出したと言います。
それは、以前峰ケ山で三本つづらを走行していた時の事でした。
鏑木は、青八木に三本つづらを攻略する方法を見つけたと言います。
仕方なく話を聞く青八木。
鏑木は、最終コーナーのガードレールの市中の左から5本目を目掛けて走ればいいと教えました。
そのルートを目指せば1番斜度が抑えられる。
イン側を走れば失速するので、その逆の発想で真っ直ぐ加速する。
そんな事を思い出していた青八木でした。
鏑木、必殺の45°ターンで勝負を賭ける
鏑木は、ガードレールの支柱の5本目を狙って全力で加速しました。
高田城は、鏑木の異変に気づきます。
意識を失ってはおらず、まだ勝負を捨てていないと理解した高田城。
しかし、鏑木が何故そこを狙い加速しているのかわかりませんでした。
青八木は、再び思い出しました。
鏑木は、5本目の支柱から45°の鋭角ターンで折り返していく。
距離は掛かるが加速は速く伸びるはずだと計算した鏑木。
その時に斜めに走る状況での加速は、スプリンターが最も得意とする3%の勾配になるはずである。
青八木は、それを聞き反対車線に車がきたら危険なのでそんな大技は練習では実行できないと否定しました。
それでも鏑木は言いました。
それが使えるのは大会で道路が封鎖されている時だと。
まさに今がその時でした。
鏑木は、鋭角ターンを実行しました。
鏑木の動きに固まる高田城。
鏑木は、叫び声を上げて加速を始めようとしていました。
バスに乗った青八木は、手嶋に言いました。
鏑木は、思いついたら即行動しぶっつけ本番でやるとびきりのバカだと笑いました。
鏑木は、高田城目掛けて全力でペダルを回し始めたのでした。
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弱虫ペダル【第623話】の考察・感想
完璧主義の塊の高田城が動揺している姿が意外でした。
スプリンターで苦戦していた鏑木が自分と並んでいることが信じられない高田城。
根性や熱意等と言った自分が思いもしない考えもしない理由で喰らいつく鏑木を否定します。
加速し引き離した高田城。
しかし、鏑木は諦めずに何故かガードレール突撃します。
それは、ずっと試そうとした方法。
以前、峰ケ山の3本つづらで青柳にも話していました。
ガードレールの支柱の5本目を目指し、真っ直ぐ加速する。
距離は掛かるが、1番斜度を抑えられ3%になる。
それは、スプリンターが最も得意とする勾配だとどや顔で語ります。
大会なら自分が考えた必殺技、45°ターンができると。
ターンを成功させ、驚く高田城。
ぶっつけ本番で即行動する鏑木に期待する青八木。
天才鏑木の能力が開花しようとしていました。
逆転劇を是非とも見てみたいものです。
盛り上がってきたレースの決着の行方が楽しみです。
まとめ
以上、『弱虫ペダル』第623話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『弱虫ペダル』第624話は、週刊少年チャンピオン 2021年9号(1月28日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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