彼岸島 48日後…【第276話】ネタバレと考察・感想!貢物の検査から、無法地帯へ!!

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週刊ヤングマガジン2021年15号(3月8日発売)の『彼岸島 48日後…』第276話!

この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。

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彼岸島 48日後…【第276話】のあらすじ・ネタバレ

それぞれの葛藤

レインボーブリッジの、入り口側。

そこに、第一の関所はある。

関所を視界に捉え、近づいていく鮫島。

待ち構えているのは、10人近い吸血鬼たちだ。

既に、樽の中に隠れている明。

ここからは出られないから、頼んだ・・・。

鮫島に対し、そう話す。

その言葉に答える鮫島の横で、ネズミは震え上がっていた。

明がいなければ、自分たちは雑魚の集まり・・・。

ネズミは、そう自覚しているのだ!

そんなネズミを見て、大丈夫と話すのはユカポン。

ネズミ以外は、全員覚悟を決めている。

ただ、関所に近づくにつれて冷や汗をかく鮫島・・・。

流石に全ての恐怖を、隠しきれてはいない。

これ以上近づけば、目の色で人間だとバレるのでは!?

ネズミはある程度の距離になると、そう尋ねた。

その言葉に、近づきすぎなければ問題ないと話す希。

興奮した時は、目が赤黒くなる吸血鬼の体質。

堂々としていれば疑われることはないと、希は考えているのだ。

自分たちには聡がいる・・・。

目が赤黒い聡の存在が、希の切り札。

1人でも吸血鬼がいれば怪しまれることはないと、希は自分に言い聞かせた。

交渉

鮫島たちが関所に近づいて行くと、何の用だと吸血鬼が叫ぶ!

恐怖に震え、立ち止まるネズミ。

すると、希が動いた。

吸血鬼との交渉には、自分と聡が行くと言うのだ!

怪しまれるから、あまり喋るな!

そう鮫島に釘を刺した希。

脚を止めた鮫島は、希を頼ることにする。

他のメンバーを残し、歩み始めた聡と希。

聡は吸血鬼の前に立ち、貢物を持ってきたと叫んだ!

中に入れてくれと要求する聡の言葉に、反応した吸血鬼。

鮫島が持つ樽を見て、人間の血が入っていると判断する。

その言葉を聞き、安心するのはユカポン。

外見に関しては、疑われていないことが分かったのだ。

未だに震えているネズミは、北沢姉弟の度胸に驚嘆・・・。

なんとしても血の楽園に行きたいという2人の覚悟を、鮫島は感じ取った。

目が見えていない聡に、支持を送っているのは希。

背中を叩いて、相手の反応を伝えているのだ。

北沢姉弟と吸血鬼の言葉は、鮫島たちに届かない・・・。

後は2人を信じ、待つしかなかった。

交渉成功!?

交渉が続く中、徐々に高まって来る緊張感・・・。

樽の中に入っている勝次の鼓動も、次第に大きくなっていく。

そんな中・・・聡が、鮫島に指示を出した。

樽を1つ持ってこい!!

命令口調で話す聡を見て、偉そうだと呟くネズミ。

一方の鮫島は、すぐに聡の意図を理解する。

全ての交渉を行う聡は、このグループのリーダーを演じているのだ!

出来るだけ目立たないよう巨体を縮め、無言で樽を持って進む鮫島。

開けろという聡の言葉に反応し、樽の蓋を開いた。

そこには、人間の血がなみなみと入っている。

血を舐め、満足そうに笑うのは1人の吸血鬼。

聡はその様子を見て、この樽を関所の門番たちに差し出すと話した。

関所を抜けるため、1つを賄賂に使ったのだ。

機転の利いた聡の言葉によって、通過の許可を出す吸血鬼たち。

ただ、全ての樽を確認すると言う。

予想外の展開に、戸惑う希と鮫島。

同じく危機感を覚えた聡は、信用しろと吸血鬼に訴えた。

しかし・・・ふざけるなと、蹴り飛ばされる聡。

彼らも確認は面倒だと思っているが、これが仕事だと言うのだ。

検査

ネズミに近寄り、開けろと命令する吸血鬼。

その言葉に従い、鮫島が蓋を開ける。

血の樽は問題なく検査され、遂に勝次の樽に手をかける鮫島。

見つかるなと願いながら・・・蓋を開けた。

勝次は血の入った桶を持っているため、上から見ると中の状態は分からない。

恐怖に震える勝次だが、何も疑われることなく検査が終わる。

残るは、明の入った樽のみ・・・。

ここを乗り切れば、関所の通過が決まる!!

鮫島が蓋を開けると、そこには人間の血が・・・。

勝次と同じく、明も血の入った桶を持っているのだ。

何も問題ないだろうと、吸血鬼に訴える聡。

しかし・・・1人の吸血鬼が、明の入った樽に槍を突き刺した!!

異変に気付き、間一髪躱した明。

槍を引き抜いた吸血鬼は、問題ないと許可を出す。

門が空き、鉄の札5枚を受け取る鮫島たち。

ただ、ここからは無法地帯だとある忠告をする吸血鬼。

お前たちでは、5分ともたない・・・。

息を飲む聡に、覚悟を決める鮫島。

5人と樽に隠れた2人は、無法地帯の中に足を踏み入れるのだった。

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彼岸島 48日後…【第276話】の考察・感想

第一の関所に挑む明たち。

今回も、北沢姉弟が活躍します!!

この2人がいなければ、この作戦は実行できませんでした。

道案内だけではなく、計画から交渉まで・・・。

全てを北沢姉弟に頼っているのです!!

希の作戦通り事は進み、無事に第一の関所を通過。

ただ、まだ油断はできません。

血の楽園に入るには、無法地帯を抜けて第二の関所へ・・・。

最低でも2つの課題が残っているのです!

特に問題なのが、今から挑む無法地帯・・・。

なぜなら、ここでも明は戦うことができません。

中間地点に宮本明がいると分かれば、第二の関所が固く閉ざされてしまうのです。

希のことが嫌いだった鮫島ですが、その度胸と覚悟は認めている様子・・・。

負けてはいられないと、無法地帯では奮起してくれるかもしれませんね!

まとめ

以上、『彼岸島 48日後…』第276話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『彼岸島 48日後…』第277話は、週刊ヤングマガジン17号(3月22日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!

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