ヤングジャンプ2021年13号(2月25日発売)の『【推しの子】』第35話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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【推しの子】【第35話】のあらすじ・ネタバレ
センターは無理!
センター決定を報告する動画を撮影中である。ルビーが、元気よく紹介する。
「JIFでセンターを務めるのは有馬かなちゃんです!」
ルビーからセンターに選ばれた今の気持ちをインタビューされた有馬かなは、カメラに向かってにこやかな笑顔をくずさないまま言い放った。
「とりあえずカメラ止めろや」
カメラを止めた後、椅子に正座させられるルビーとMEMちょ。かなから、センターはイヤだと何度も言ったはずだと責められた。
とりあえず動画を撮影して、既成事実を作ってしまえば断られないだろうと踏んでいたMEMちょとルビーだったが、その目論見はかなにバレバレであった。
MEMちょは、ルビーと二人カラオケで話し合って結局どちらがセンターになってもパッとしなかったこと、そんな時かなの出した曲のPVを見たことをかなに説明した。
PVを見られたことに気まずそうな顔をするかな。『ピーマン体操』が売れたため、曲もイケると勘違いして関係者全員が大ヤケドしてしまった黒歴史だと言う。
ルビーはあまりに自虐的な物言いをするかなに戸惑いつつ、『ピーマン体操』は正直オンチだと思ったが、2枚目、3枚目はずっと上手になっていたと言った。
「一杯練習したんだよね?すごく頑張って 皆の期待に応えようと……」
そんな責任感のある先輩になら『B小町』のセンターをやってほしい、そう言いかけたルビーをさえぎってかなは叫ぶ。
「うるさい!」
そうやって適当に褒めてれば落ちると思ってるんでしょ、馬鹿にして!そうかなは抗う。何度頼まれてもセンターはやらない、本当に無理だと言った。
かなの訴えを聞いていたルビーは、うなだれて勝手に話を進めてしまったことを謝った。
「でも最後に私たちの曲を聞いて」
そう言って、MEMちょと二人でかなに歌を披露したのだった。
――時間は昼から夜に移った。JIFに向けて練習を重ねる新生『B小町』のセンターにいるのは、結局かなである。
「いやだいぶ良いんじゃない!?」
「やっぱかなちゃんセンターハマってる!」
大はしゃぎのルビーとMEMちょをよそに、かなは頭を抱えている。
「アイドル志望の奴らがここまで歌ヒドいとは思ってなかった」
たしかにこれなら自分がやるのが一番だと悟ったかな。しかし、心の中では本当にセンターをやりたくなかった。口では私が居ないと駄目ね、せいぜい私が引き立つ様に頑張りなさいと言いながら、かなの気持ちは全く逆なのだった。
サポートしてくれる子
「話は纏まったみたいね」
部屋の外で様子をうかがっていたらしい、ミヤコが中に入ってきた。ステージまでもう日数もなく追い込みを掛ける所だろうから、サポートしてくれる子を捕まえてきたという。
「それって もしかしてアク……」
戸惑うかな。ミヤコに手招きされて入ってきたのは――
「ヤァ」
苺プロの稼ぎ頭、ユーチューバーのぴえヨンであった。アヒル(?)の被り物にジャージ姿で登場する。
「いやアンタかい!」
ぴえヨンは前職プロダンサーをしており、アップされている動画によるとアイドルの振付師の仕事もしていたらしい。
MEMちょはぴえヨンにプロから見て自分達はどうだろうかと聞いた。
「んーまぁ これ位の仕上がりでステージ上がる子達は全然居るけどね」
マジのクオリティ求めるって言うならまずは体力だということで、ぴえヨンとともに坂道ダッシュをはじめとするトレーニングが始まった。
新しい恋が始まる?
JIFに向けて努力を重ねる3人。
ある時、MEMちょとルビーが曲の途中での移動について話し合っていた。
熱心な二人を背に、一人ベランダに出るかな。
「どっからあの元気でてくるのかしら」
そうつぶやく。
「後悔してる? アイドルになった事」
つぶやきが聞こえたのだろうか。後ろからぴえヨンにそう声をかけられた。
かなは自分で決めたことなので後悔はないが、向いてないとは思うと答えた。歌が上手いのになぜそんなにセンターを嫌がるのかと聞かれ、かなはグループの顔であるセンターは、私なんかが居るべきポジションじゃないと言った。
「私なんかって何? 有馬かなは凄いと思うけど」
そういうぴえヨンにも、かなは面倒な返しをする。なんにも知らないくせに皆そうやって適当な事を言う、と。
「私の何を知ってるんですか?」
軽く睨むかなに、ぴえヨンはすらすらとかなのことを答える。走り込みと発声を毎日欠かさない努力家であること、口の悪さがコンプレックスであること、自分より作品全体が評価されることが嬉しいこと、実はピーマンが大嫌いであること。
かなは思いのほか深いところまでめちゃくちゃ見てくれていることに感動した。ぴえヨンがちょっと好きになる。
「もしかして私のファンなんですか?」
そうだよ、というぴえヨンに、かなは嬉しそうな表情を浮かべた。
「居たんだ 今の私にファン」
ピーマンが嫌いなことは公言していなかったのに、良く気づきましたねというかなに、自分もピーマンが嫌いだからとぴえヨンは答える。かなはふと、ぴえヨンと話していてとても楽しい事に気が付いた。
(この人 本当に好きになれそうな気がする)
アクアなんてポイしてこっち好きになろうかな、年収億いってるし…とかなは新しい恋の訪れを感じ始めていた。
「ぴえヨン忙しいだろうに毎日来てくれて優しいなー」
ベランダで話すかなとぴえヨンの姿を見て、ルビーとMEMちょが話している。
やっぱ動画で見るのと全然違うよね、というMEMちょ。
「意外と実物はスラっとしてるって言うかぁ 背格好なんてアクたんと同じじゃん」
「あはは お兄ちゃんがあんなアヒル声出してたら一生笑う!」
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【推しの子】【第35話】の考察・感想
今回もかなはめんどくさかったですね。
褒めても全然素直に受け取りません。そんな適当な事言って…と返してしまいがちです。
子役時代にチヤホヤされて、おだてられすぎた反動なのでしょうか?そう思ったら闇が深いというか、今までに相当苦労もしてきてるんだよねと可哀そうな気持ちになってきます。
嫌々ながらのセンターですが、これをきっかけに自信を持てたらいいなと思います。
…さて、サポートはまさかのぴえヨンでしたが…こんなところに出てくると思わなかったです。
背格好がアクアと同じくらいって、もしやアクア!?その後のルビーのセリフ「もしお兄ちゃんだったら一生笑う」とか、完全にフリじゃないですか?
ぴえヨンの正体が気になりすぎます。
まとめ
以上、『【推しの子】』第35話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『【推しの子】』第36話は、ヤングジャンプ14号(3月4日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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