ヤングジャンプ2021年14号(3月4日発売)の『シャドーハウス』第92話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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シャドーハウス【第92話】のあらすじ・ネタバレ
侵入成功!
山肌に伸びる線路を走る列車。その車窓から、連なる山の景色が見える――。
「はっ!?」
エミリコは一瞬気を失い、夢を見ていたようだ。気が付くと、珈琲保管室の窓の下からすすロープで腰を巻き付けられ、吊り下げられていた。
エミリコは助けてくれたケイトに礼を言い、窓から珈琲保管室へ入っていった。
一方の窓からエミリコを見守っていたケイトは、その様子を確認すると靴音のする背後を振り返った。そこには、顔の見えない人形が立っていた。
エミリコは”特別な珈琲豆”を探した。ケイトの予想によると、厳重に保管されているはずだということだが、目についたものは何気なく置かれている普通の珈琲豆だけだった。
でもそれもケイト様の予想どおり、後は”特別な珈琲”を見つけて入れ替えればいいだけと意気込むエミリコだったが、”特別な珈琲豆”らしきものは全然見つからない。
その時、背後でカタカタとなる音に振り返ったエミリコは、戸棚の立て付けが悪いのだろうかと手を伸ばしてみた。すると、戸棚は横にスライドし、その後ろには隠し部屋が広がっていた。
その中には豪華な入れ物が置かれていた。これがきっと”特別な珈琲”に違いないとエミリコは手を伸ばしたが、触れる直前に手を止めた。
部屋が暗くてわからないが、周りにスザンナのすす膜が張ってあるに違いない。
(ケイト様…どうしましょう…)
顔の見えない人形の秘密
(どうすればいいの…?)
一方、ケイトも迷っていた。
先程の顔の見えない人形は、ケイトの目の前までやってきたものの何事もなかったように踵を返して去っていった。
ルイーズの話によると、1階に入っただけで怒られたという。その上今ケイトは”生き人形”を伴っていない、シャドーとしてはありえない姿である。あの人形が警備のためにいるのだとしたら、あまりにケイトに無反応すぎる。
ケイトはエミリコとした会話を思い出した。
〈顔の見えない人形もかわいそうですね 毎夜毎夜立ちっぱなしで見張りですから〉
〈エミリコ…見張られているのは私たちなのよ…?〉
ケイトは、顔の見えない人形に後ろから「ちょっと!」と声をかけた。しかし、やはり反応はない。
さっき2階で見た、掃除をしていた人形とは明らかに挙動が違う。まるであらかじめ決められた動きのような…。
ケイトは決意して、すすロープで顔の見えない人形をしばりつけた。エミリコから聞いて気になっていたことを確かめるために。
顔の見えない人形は主人のシャドーを失いより強く洗脳された人間であるという仮説…それにしては人数が多すぎる気がするし、喋らないのは何故なのか?
もしかしたら不自然な動きの個体が喋らないのではなく喋れないのだとしたら。
ケイトは人形の顔を覆っているベールをめくりあげた。するとそこにあったのは顔ではなく――
(すす袋…!!)
エミリコの危機
「…そんな下らない用事で呼んだわけね」
ジョンに正面玄関から呼び出されたスザンナは、あきれて言った。
「下らなくないだろ!本気なんだぞ 婚姻の申請書の書き方を教えてくれ!!」
前にこれを出さなければ婚約者と言うなと怒られた、ということを口実に呼び出したのだ。
「そうねぇ…最初の修練の間の特別授業のときの手紙…」
スザンナのその言葉を聞いて、ショーンは自分の洗脳を解くためにケイトが手紙を託したことがバレたのかと身構える。
『私 ジョンのこと嫌いよ』
あの手紙の内容を読んでもまだめげてないのね、とスザンナはジョンを思いっきりさすりながら応援してくれた。ほっと胸をなでおろすショーン。
ジョンとショーンは塔の中に入り、スザンナに婚姻届の書き方を教わった。
ふとしたとき、スザンナは「風…」と呟いた。
風吹いていないぞというジョンの言葉に、スージーの顔は青ざめていく。
「今日はここまでよ!出ていきなさい!」
ジョン達はあわてたスザンナに突然追い出されてしまった。
珈琲保管室前の廊下の窓は閉めていたはずなのに、スザンナのすす膜には確かに風の感触があった。誰かが開けたのか?保管庫に近づいたのは?
あわてて保管庫に向かうスザンナが見たのは、廊下の窓を開けて掃除していた顔のない人形だった。風はそのせいだったのだろうか?
スザンナは人形に、そこは風が強いから開けないでと指示をして、念のため保管室へ入った。
(えっ…)
突然戻ってきたスザンナたちに気づき、隠し部屋にいるエミリコはあせった。
ここから逃げるには、上にある換気用の穴から?…いや狭すぎる。棚の下に隠れてやり過ごすしかない、ともぐりこんだとき足がなにかの小瓶に当たって音を鳴らしてしまった。
「誰かいるの!?」
その瞬間、スザンナは大量のすすを出した。隠し部屋にすすが迫って来る。
(逃げ場がありません…!!)
エミリコの近くにも、すすが迫って来ていた。
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シャドーハウス【第92話】の考察・感想
エミリコが崖の下に落ちていなくて、安心しました。ケイトも冷や冷やしたでしょうね。
顔の見えない人形の正体がすす袋だったなんて…誰かのすす能力によるものでしょうか?主を失った生き人形以外に、すす袋を人形として使っているのもかなり謎です。顔の見えない人形が、たくさんいる必要があるということなんでしょうか。
謎が謎を呼ぶストーリーですが、その中でジョンの存在はほんとに息抜きになるというか、癒しになりますね。スザンナを呼ぶ口実が婚姻届の書き方とは…。ジョンの明るさがすごい好きです。
”特別な珈琲豆”にあと一歩迫ったエミリコ、スザンナに見つかってしまうのでしょうか?次回が待ちきれません。
まとめ
以上、『シャドーハウス』第92話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『シャドーハウス』第93話は、ヤングジャンプ15号(3月11日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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