週刊少年マガジン2021年14号(3月3日発売)の『東京卍リベンジャーズ』第196話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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東京卍リベンジャーズ【第196話】のあらすじ・ネタバレ
冷凍倉庫で行われる梵天の処刑
極寒の冷凍倉庫に縛られ、座らされた三人の男がいた。
傷だらけで涙を流すその男たちは、口も布で縛られ、苦悶の声を絞り出すことしかできない。
そしてその後ろで楽しそうに、タトゥーの入った自らの口の中へカプセルの錠剤を落とす男。
男は銃を片手に、梵天の鉄槌を裏切者に下すのだと叫ぶ。
その叫びに縛られた三人の男のうちの一人は失禁し、股間から湯気が立ち上る。
冷凍倉庫の中には解体されたマグロと、そのために使ったであろう幾種類もの刃物が置かれていた。
縛られた男たちは恐怖のあまり声にならない声を出そうとするが、それを銃を持った男が制止する。
“マイキー”からの言葉を聞けというのだ。
座ったままたい焼きを食べていたマイキーと呼ばれた男は、こちらには顔を向けないまま殺せとだけ呟く。
涙を流し苦悶の表情を浮かべる男たち。
しかし構わず、銃を構えた男はマイキーに返事をすると三発、縛られた男たちに引き金を引いた。
男たちの声にならない叫びは止まり、ただそこに血まみれの縛られた死体が三つ横たわった。
銃を撃った男は梵天のナンバー2、三途春千代。
その場には他にも、かつての東京卍會の抗争に関わった九井や鶴蝶などが梵天の幹部として集まっていた。
そしてそれを束ねているのは梵天の首領、佐野万次郎だった。
梵天のトップがマイキーだということが信じられないタケミチ
ナオトからマイキーが梵天のトップだと聞かされたタケミチは驚きを隠せなかった。
過去において東京卍會を解散させたマイキーは、未来を変えるために頂点の今だからこそ終わりにすると言っていたはずだったためだ。
さらにマイキーは12年後まで、東卍やヒナを絶対守ると約束した。だからこそタケミチには信じられなかった。
あらためて問い直すタケミチに、しかしナオトは自分の情報は間違っていないと冷めた顔で言う。
だがタケミチは、あのマイキーが変わってしまったことがどうしても信じられなかった。
根拠はあるのかと問うナオトに、タケミチはただそんなワケがないとしか言えない。
タケミチはマイキーに会う決心をする
根拠はないが、あの時のマイキーが嘘を言っていたとは思えない。そう感じたタケミチはマイキーに会う決心をする。
当然ナオトは驚いて、それを止めようとする。
なぜなら今のマイキーは警察も迂闊には手を出せないほどの犯罪組織のトップとなっているからだ。
ナオトは12年という歳月でどれだけ人が変わるかとタケミチを説得する。
今やマイキーはタケミチの知っていた佐野万次郎ではないのだと。
そしてふたたび過去へ
するとタケミチは、ナオトに手を差し出す。過去へ戻るというのだ。
タケミチは過去に戻ってそこでマイキーに会い、あらためて本心を聞き出したいという考えだった。
それを聞いたナオトは再びタケミチを怒鳴りつける。
発端となったヒナタの命は現代では既に救われており、最初の目的は果たされている。
そもそも過去に戻っていなければマイキーと知り合うことも本来はなかったことで、もう関係ないのだと、もう忘れて未来へ進むべきだとナオトは主張する。
だがタケミチの脳裏には既にマイキーがいて、そのマイキーがいなければ”今”の自分はいないのだとタケミチは言う。
その目からは涙がこぼれ落ちようとしていた。
すぐ戻ってくると改めてタケミチが頼むとナオトは諦めたように微笑み、すぐ帰ってくるようにと念を押して、再び二人は握手を交わした。
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東京卍リベンジャーズ【第196話】の考察・感想
東京卍會の解散以来、多くの謎を残しながらもタケミチや取り巻く人々は幸せな結末へと向かっていき、もしかするとこのまま最終回になるのか?と感じなくもない状況が数話続いていましたが、前回あたりからついに新たな展開となりました。
ヒナタももちろん東卍のみんなも未来で幸せになっていましたが、そこにはマイキーだけがいなかった。
しかし、あれだけ信頼関係の厚かったマイキーのことに東卍のみんな、ドラケンすら触れない。一体マイキーに何があったのか、あるいは過去の時点ですでに心に決めていたことがあったのか、とても気になります。
そして再び過去へ。一体どんな展開が待っているのか、いよいよ最後のタイムリープかもしれません。
まとめ
以上、『東京卍リベンジャーズ』第196話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『東京卍リベンジャーズ』第197話の話は、週刊少年マガジンにて3月10日に発売されます。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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