週刊少年チャンピオン 2021年17号(3月25日発売)の『弱虫ペダル』第632話!
この記事ではネタバレと考察・感想を紹介しています。
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弱虫ペダル【第632話】のあらすじ・ネタバレ
限界を迎えるデッドヒート
段竹と新開は、ゴールに向かってもう加速を始めました。
その光景を見て応援し、盛り上がる観客達。
箱根学園の新開が僅差でリードしていました。
必死にそれを追う総北高校の段竹。
2人の目の前に山頂のゴールゲートが大きく見えてきました。
最後の力を振り絞り、ペダルを踏みまわしていく段竹と新開。
段竹は、必ず並んで勝利する。
対する新開は、引き離し自分が勝利する。
2人の体に力が入ります。
ハンドルを握る腕や手は痙攣し、ふくらはぎも痛みが走り体の限界が近づいてきました。
しかし、譲らない段竹と新開。
ゴールラインに辿り着くまでは止めないと熱い走りを繰り広げるのでした。
ゴールまで残り60mとなりました。
新開は、段竹がしつこく自分に喰らい付いてくるので苛立ちが最高潮に達していました。
弱いのに幸運だけでここまで来た実力のない段竹を見てもうついてくるなと心の中で叫びました。
そして、もう頑張らなくていい。
ここで最後の引き離しをして敗北を与えると、ハンドルのシフトレバーを押して勝負を決めようとするのでした。
段竹、新開に並ぶ
新開は、段竹に向かって叫びました。
最高の舞台で華々しく散れといい、ギアを重くし加速を始める新開。
観客の誰もが新開が段竹を引き離したと思い、勝負ありと確信しました。
が、段竹は、新開と同じ速度で加速し並びました。
隣を走る段竹を見て驚愕する新開。
ゴールラインまで残り30メートルとなりました。
観客達は、大声援を二人に送りました。
新開は、段竹を見て気づきました。
それは、段竹が自分を見ずに前だけを見て走っている事でした。
必死の形相で咆哮を上げる段竹。
段竹は、自分は新開と必ず並ぶと目の前のゴールラインしか見ていませんでした。
段竹が星に願った思い
段竹は、多く練習をしてきて坂道や仲間達から数々の勇気を貰った事を思い出していました。
練習を終えて鏑木と休憩した時のことを思い出す段竹。
段竹は、鏑木に自分がエースとなって走ることが不安だと打ち明けていました。
まともにレースで勝利したことないと頭を抱えて悩む段竹。
すると鏑木は、寝る前のシミュレーションしろ。
常に勝つイメージでやれと教えました。
毎晩やっていると溜息を吐く段竹。
すると鏑木は、寝る前に窓を開けてあれをやれとアドバイスしました。
それは、夜空に浮かぶ星に願えと笑うのでした。
段竹は、勝利することを鏑木の言う通りに実行し願いました。
段竹は、星に向かって峰ケ山ヒルクライムで自分の全力を出せる様にとひたすら願いました。
ゴールが近づき叫び声を上げる段竹と新開。
段竹の後に居る坂道と鏑木は、段竹の勝利を確信していました。
大歓声を上げる観客達。
ゴールに入った選手。
それは、段竹でした。
観客達は、地元の総北高校が勝利し歓喜しました。
全ての力を出し尽くしゴールした段竹。
執念の意地と気合を見せた男の姿がそこにありました。
段竹は、勝利し汗まみれになりながらペダルを回すのを止めました。
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弱虫ペダル【第632話】の考察・感想
いや、感動です。
思わず目頭が熱くなりました。
涙が止まりませんでした。
段竹の新開と並び、必ず勝利するという熱い想いに痺れます。
体の限界まで追い込み走り続ける段竹と新開。
新開は、粘りしつこい段竹を否定して引き離すと加速します。
しかし、引き離されるどころか新開と並ぶ段竹。
段竹は、必ず新開と並びそして勝利しゴールする。
なりふり構わない魂の叫びが響きます。
多くの練習をし、友の段竹に勝利のイメージトレーニングともう一つの方法を教えてもらった段竹。
それは、窓を開けて星に願う事。
段竹が願ったのは、自分の全力がしっかり出せる様に。
接戦の末、ゴールに先に入ったのは段竹でした。
段竹の勝利を見て思わずガッツポーズしてしまいました。
常にスペックが上の新開に勝利した段竹がカッコ良かったです。
全てを出し切って清々しさを感じました。
地元の勝利を守った総北高校の勝利。
この影響が今後どう坂道達に及ぼすのか気になります。
次回も見逃せません。
とても楽しみです。
まとめ
以上、『弱虫ペダル』第632話のネタバレと考察・感想をお届けしました。
次回の『弱虫ペダル』第633話は、週刊少年チャンピオン 2021年18号(4月1日発売)にて掲載予定です。
次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!
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